【カイロ和田浩明】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は7日、イエメンで昨年末に行われた国際テロ組織アルカイダの掃討作戦で使用されたとみられる米国製クラスター爆弾や巡航ミサイルの写真を公表した。作戦では女性や子供を含む民間人41人も巻き添えで死亡したとみられている。米軍が作戦を支援したとも報じられており、アムネスティは「無責任な攻撃であり、米政府は関与の詳細を明らかにすべきだ」と訴えた。 写真には、クラスター爆弾の子爆弾の一種の名称である「BLU-97A/B」などと記された筒状の物体などが写っている。 掃討作戦はイエメン軍が昨年12月17日に南部アビヤン州で実施。同国の国防省は当時、「アルカイダの訓練キャンプ」を標的にし、外国人教官を含む24~30人を殺害したと発表。イエメン軍の「単独作戦」とされた。 アムネスティによると、イエメン議会の調査委員会は今年2月、「アル