2月14日、まだ感染者が出ていない頃のコスタリカ。首都サンホセのレストランでは、日本で新型コロナウイルスによる死者が出たニュースが流れていた コスタリカの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が、功を奏しつつある。台湾や韓国、ドイツなどが「成功例」として世界的に紹介される中、この中米の小国は、あまり注目されることもなく、密かにCOVID-19との闘いをうまく導いている。 新規に陽性が確認された数は、この1か月平均で1日あたり10人を切っている。一方で回復者の数は順調に増え、4月18日以降は回復者数が新規感染確認者数を上回っている。つまり、実質的な患者数が減り始めたのだ。