パラリンピック:北朝鮮の初出場…英のＮＧＯが支援－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)ロンドン入りしたリム・ジュソン選手（左）を励ます 「ケア・フォー・チルドレン」のロバート・グローバー代表＝「ケア・フォー・チルドレン」提供 【ロンドン小倉孝保】ロンドンで開幕中のパラリンピックに、北朝鮮の初参加が実現した裏には、英国の孤児支援非政府組織（ＮＧＯ）「ケア・フォー・チルドレン」の尽力があった。ロバート・グローバー代表は毎日新聞の取材に「北朝鮮が国際社会に関与することに意義がある。北朝鮮のパラリンピック史で歴史的成果だ」と話した。 北朝鮮から初出場したのは競泳男子５０メートル自由形（運動機能障害）のリム・ジュソン選手（１６）。４日に予選敗退したが、グローバー代表は競技直前に「君の出身国が（どこなのかが）重要なのではない。全力を出し切ることが重要だ」とリム選手に語りかけると、「一生懸命やります」と答えてくれたという。 このＮＧＯは９８年から上海で孤児支援活動を実施。１年半ほど前に、
