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ブックマーク / realsound.jp (3)

  • 「やりがい搾取」から「やりがい再分配」へ? 『DEATH STRANDING』が示す、郵政再公営化とポストクリティーク的批評の可能性

    「やりがい搾取」から「やりがい再分配」へ? 『DEATH STRANDING』が示す、郵政再公営化とポストクリティーク的批評の可能性 郵政再公営化構想としての『デススト』、国道建設にみるポストクリティーク的批評 宮崎駿監督による1989年のアニメ映画『魔女の宅急便』は、ヤマト運輸に商標使用料を払って制作された「郵政民営化の物語」であった。アメリカ文学研究者の三浦玲一は、『村上春樹とポストモダン・ジャパン──グローバル化の文化と文学』の中でそのように述べた。 『魔女の宅急便』のヒロインであるキキが宅急便の仕事を始めるのは、自立のための現金収入が必要だからであり、さらに、優れた配達人になることがキキの自己実現として描かれるという意味において、この場合の配達は公的なものではありえず、私的な創意工夫によって行われなくてはならない。そして、彼女の配達はやりたいことをやっているのだから、過酷でも低賃金

    「やりがい搾取」から「やりがい再分配」へ? 『DEATH STRANDING』が示す、郵政再公営化とポストクリティーク的批評の可能性
    ikoishy
    ikoishy 2022/01/03
  • タミヤ「ムカデロボット」、なぜセンサー無しで障害物をさける? 機構を再現する“模型”の面白さ

    今年も開催された、第57回 静岡ホビーショー(5月10日〜13日)。その会場の片隅で、一風変わったキットが発表された。タミヤの"楽しい工作シリーズ"の新作「ムカデロボット工作セット」がそれである。キットに含まれているのは全長40㎝ほどの、まさにムカデ型のロボット。クリアブルーの胴体からは内部の動力が見え、オレンジ色の脚を回転させて障害物を乗り越えつつ動く姿は、かなり実物のムカデに似た雰囲気が出ている。 このキットには元ネタがある。大阪大学の大須賀公一教授がロボット、そして生物の動作研究のために作った「i-CentiPot」がそれだ。市販のモーターなど手に入りやすい部品と単純な構造を持ちながら、まるで物のムカデのように動くロボットである。今、このロボットがキットになるということには、模型が元来持っていた「機構を再現する」という役割が絡んでいる。 i-CentiPotを開発した大須賀教授が研

    タミヤ「ムカデロボット」、なぜセンサー無しで障害物をさける? 機構を再現する“模型”の面白さ
    ikoishy
    ikoishy 2018/05/29
    生物学文脈のアフォーダンスとデザイン文脈のアフォーダンスがちょうど折り合ったような、そんな話みたいで面白い。
  • 小熊俊哉のキュレーション連載スタート! “2017年のロック”を提示する新鋭の5作

    はじめまして、小熊です。今回から「新譜キュレーション」のコーナーに仲間入りすることになりました。錚々たる執筆陣に囲まれてチビリそうですが、海外の注目リリースを中心にバリバリ紹介していこうと思います。どうぞよろしく。 さっそくですが、第1回のテーマは「王道ロックを担う新鋭」です。例えばジャンルや国境を越えたブラック・ミュージックの隆盛ぶりに比べると、洋楽のストレートなロックは影が薄くなって久しい昨今。かくいう自分もここ数年はロックを聴く回数が減っていたのですが、最近になって風向きが変わってきたような気もしていて。そんなことを考えていた矢先、リアルサウンドの神谷編集長に呼び出され、そこで「洋楽ロックへの導線が失われている」という話になったわけです。私も編集部に在籍していた『クロスビート』など、ここ数年で洋楽誌が相次いで休刊したこともあり、殊にロックだとリアルタイムな動向を伝えるメディアはほぼ壊

    小熊俊哉のキュレーション連載スタート! “2017年のロック”を提示する新鋭の5作
    ikoishy
    ikoishy 2017/02/12
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