政府・与党は21日深夜、平成22年度税制改正の焦点となっているたばこ税について、1本当たり5円程度引き上げる方向が固めた。現在1箱300円の主力銘柄が400円に値上げされる見通し。 鳩山由紀夫首相は同日夜、たばこ税について、「増税があるべきだ」との考えを改めて表明した。 増税幅をめぐっては政府が1本当たり3円を主張したのに対し、与党の社民党や国民新党は1本5円を主張したが、その後の調整で最終的に1本5円で折り合った。政府は22日に税制改正大綱を閣議決定する。
政府税制調査会(会長・藤井裕久財務相)は六日、各省庁から税制改正要望の聞き取り調査を続け、鳩山首相が「増税ありうべし」とするたばこ増税が議論になった。健康増進の観点から欧米並みの大幅増税を求める厚生労働省に対し、財務省などは法改正を含む抜本改革が必要だとして、来年度からの増税には難色を示した。
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