鉄鋼業で知られる中国・吉林省通化市が、市内のマージャン店の営業を禁止したことがわかった。失業者らが賭けマージャンにのめり込むのを防止する措置とみられる。営業を続ける店にはマージャン卓を破壊するなど強硬な対応をとっており、市民からは「やりすぎだ」との声も上がっている。 同市の複数のマージャン店関係者によると、通化では近年、賭けマージャンがエスカレートし、暴行事件が発生したり、多額の借金を抱えたりする客が相次いだりしていた。市政府は約1カ月前に市内の各店に営業を停止するよう通知。それでも営業を続ける店には警官が立ち入ってマージャン卓を壊し、罰金を取っているという。ある関係者は「客の財布にあった所持金も没収された」と話す。 人口230万人の通化は国営企業の製鉄所の企業城下町として発展したが、近年は業界不況で多くの労働者が解雇されたり、自宅待機を命じられたりしている。中国政府は国内鉄鋼業界の過剰生
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