3年前の参議院選挙をめぐる大規模買収事件で、検察審査会の議決をふまえ、14日県議などに対し検察から在宅起訴などの処分が下されましたが、一夜明けた15日も県議会は紛糾しました。 県議会2月定例会の閉会日だった15日の本会議は、議会の運営をめぐって紛糾し、20分遅れで開始され、来年度予算などの採決が行われました。 その後、議会は一旦休憩に入り14日検察から在宅起訴の処分を受けた佐藤一直県議と渡辺典子県議の2人が議長室に呼ばれました。 (広島県議会・中本隆議長) 「議会内にはもう辞職しろという声も多数あるが、今どのような気持ちでいるかと聞いたところ2人とも現在辞職するつもりはないと」 その後、15日2回目となる議会運営委員会などが開かれ、佐藤・渡辺両県議に進退について考える時間を与えるため、今月18日まで県議会の会期を延長することが話し合われ、その後、午後1時20分から再開された本会議で了承され