【ポリタスTV 9/26】 1️⃣ヒロシマで周縁化されてきたジェンダー 2️⃣「銃後史」を確立し「女性=被害者」に一石を投じ続けた被爆者/研究者の人生に学ぶ 3️⃣今年オープンの加納実紀代資料室「サゴリ」、その思いは 「ひろしま女性学研究所」主宰の高雄きくえさんに伺います。 【出演者】 高雄きくえ(ひろしま女性学研究所主宰/加納実紀代資料室「サゴリ」主宰) 小田原のどか(彫刻家・評論家) 宮崎園子(フリーランス記者) ポリタスTVの番組は次回放送日19時まで見逃し配信、それ以降は下記の有料アーカイブサービスにてご視聴ください。800本以上の過去配信番組(一部ライブ配信番組を除く)がご覧いただけます! ご加入はこちらから→ https://youtube.com/PolitasTV/join 【ポリタスTV】 毎週 月~金曜 日本時間午後7時より配信中! ジャーナリストの津田大介
「とにかく凶暴な日本人」が、500年前の中国で起こした「衝撃の歴史的事件」。 『日本一鑑』が描く戦国時代のリアル そして、日本人は性格が凶暴であるがゆえに、礼節と秩序を重んじている、とみているのだ。『日本一鑑』には、こうある。 〈海寇(海賊)は〔日本では〕「破帆(バハン)」、あるいは「白波」と呼ばれており、発覚すると一族が皆殺しにされる。〔日本の風俗では〕強盗の禁令が厳しいために、夜に門にかんぬきを掛けなくても、盗みは少ない。人々は〔強盗を〕賊と罵り、恨みを忘れない。その風習は武張ってはいるものの、仏を重んじ、文を好む。〔日本人に対する〕要領を得ようとするならば、文教を用いるべきである。〉(『戦国日本を見た中国人』p.123) 人命を軽んじる凶暴な力によって秩序が保たれ、その秩序のもとで文化が尊重される日本。そんな日本人に向かい合うときは、たんに武力に頼むのではなく、「文教」すなわち文化政
台風が過ぎ去ったばかりの済州国際空港には、湿った海風が絶えず吹きつけ、時折霧のような小雨が視界を覆った。ここに降り立つ前、飛行機の窓から見下ろした済州は、濃い緑に覆われた漢拏山(ハルラ山)を中心に広がる、紺碧の海に浮かんだ麗しい島だった。 「済州は美しいところではありますが、そうした美しいところは何らかの虐殺が起きた場所でもありました」 そう語るのは、大阪で生まれ、済州で育った玄武岩(ヒョン・ムアン)さんだ。現在は北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院の教授を務めている。 リゾート地としても知られる済州島だが、玄さんが語る通り、ここは過酷な歴史を経てきた地でもある。 「以前は虐殺が起きた現場に案内板などもほとんどなく、最近になってようやく法律も整備され、平和ツアーなどの動きも広がってきました」 済州島で起きた虐殺は、一部島民が武装蜂起した1948年4月3日の日付から「4・3事件
1945年の東京での空襲の犠牲者に、捕虜として収容されていた米軍のB29爆撃機の搭乗員がいたことはあまり知られていない。東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)で9日にある犠牲者一人一人の名を読み上げる追悼行事で今年、初めて搭乗員62人の名が読まれる。「戦争で亡くなった同じ悲しい死」と思いを共有する。(井上靖史)
脚本を手がけた游珮芸(写真左)、作画を担当した周見信(写真右) 日本統治時代の台湾に生まれ、戦後に白色テロの被害に遭った蔡焜霖(さい こんりん)さんの人生を漫画で描いた作品『台湾の少年』。先日、本書の脚本を手がけた游珮芸(ゆう はいうん)さんと、作画を担当した周見信(しゅう けんしん)さんを招いたオンライントークイベントが、台湾文化センターと紀伊國屋書店の共同企画にて開催されました。台湾の複雑な歴史や多言語からなる社会をどのように全4巻の漫画に仕立てたのか。創作の経緯や制作上の工夫をうかがいました。 『台湾の少年』が生まれたきっかけ 須藤:岩波書店の須藤と申します。『台湾の少年』は、蔡焜霖さんの人生を通じて、台湾の歴史を描いた漫画です。蔡さんは日本統治時代の台湾に生まれ、戦後に白色テロの被害に遭われました。政治犯として10年間、離島の緑島(りょくとう)にある収容所に収容されていました。 蔡
金印に彫られた漢委奴国王の意味が当時の日本人に分っていたとすれば、 漢字は当時の日本人上層部に広く理解されていたと見るべきでしょうか? 紀元1世紀頃には漢字は日本人上層部に流布していたのでは? 金印に彫られた漢委奴国王の意味が当時の日本人に分っていたとすれば、 漢字は当時の日本人上層部に広く理解されていたと見るべきでしょうか? 紀元1世紀頃には漢字は日本人上層部に流布していたのでは? >金印に彫られた漢委奴国王の意味が当時の日本人に分っていたとすれば >漢字は当時の日本人上層部に広く理解されていたと見るべきでしょうか? 金印の印文の意味を、例えば(委)奴国王本人がわかっていたか、というと、「わかっていたとしても、それほどおかしくない」ぐらいは言えると思います。 舶載の漢鏡が見つかっているという事は、後漢書に記載されている朝貢だけに限らず、中国との(例え間接であっても)交易関係の存在は間違い
ティムガッド(アルジェリア). ティムガッド. 英名, Timgad. 仏名. 登録区分, 文化遺産. 登録基準, (2), (3), (4). 登録年, 1982年. 公式サイト, 世界遺産センター ...
かつて「日本国民」として生き、のちに「外国人」と呼ばれた人たちがいる。 戦前から戦時中にかけて、日本の植民統治下に置かれていた朝鮮半島の人々。日本が戦争に負けると、日本国籍を失い、「外国人」として切り捨てられた人々は、どんな思いで戦中、戦後を生きたのか。 「私は何も知らなかったの。愚かだったのかもしれませんね」。そう当時を振り返る、在日コリアン二世の女性の証言を聞いた。 「私、どこかに劣等感を持っていました。植民地なのだから、日本人のほうが私たちより開けているんだ、私たちのほうが劣っているんだと思い込んでいたのかもしれません」 石日分(ソク・イルブン)さんは91歳。1931年、長崎の諫早に生まれた。仕事を求めて朝鮮半島から日本にやってきた両親も、自分も日本国籍。名前も日本名の「石原桃子」を使っていた。 韓国東南部出身の父親は、建設・土木作業員をまとめる「親方」だった。同じように働く場所を求
4月に放送されたプライムニュースの中で、東野篤子が、EU議会が2019年に採択した第二次世界大戦の新しい歴史認識について触れていた。今回のウクライナ戦争ときわめて密接に関係するイデオロギー的問題であり、まさに核心をなす重大な思想的契機である。「ヨーロッパの未来のためのヨーロッパの記憶の重要性」と題された決議だ。日本では広く知られておらず、紹介も議論もほとんどされていない。したがってネットの中に知見となる十分な資料もない。手探りで調べ始めたところだが、正直、恐ろしい思想的事実の前に衝撃を受けている。 簡単に言えば、EUは第二次世界大戦の歴史認識を変え、「ファシズムvs反ファシズムの戦い」として総括していた歴史を、「二つの全体主義の戦い」として新しく定義し直した。従来は、ファシズムの暴虐と侵略に対して、自由主義と社会主義が反ファシズムの連合を組んで戦い、ファシズムを打倒して正義を実現した戦争だ
漫画『ゴールデンカムイ』で重要な役割を果たすアイヌ人のキロランケ(表紙は第七巻)。 彼はかつて第七師団に所属し、日露戦争を戦った経歴の持ち主でした。 と、そこで一つ疑問は湧いてきませんでしたか。 当時のアイヌは、誰しも戦地へ向かった? そうでなければ、キロランケ以外にも、戦地へ向かうアイヌはいた? もちろん実際に戦場へ出向いたアイヌ人は少なくありません。 明治間もない戸籍法(1871年~)で日本人に組み込まれ、戦地へも駆り出された彼らの、勇敢な行動はたびたび讃えられたりもしました。 しかしそこには、結局は「勇敢なアイヌもいる」という差別の扱いもあったのです。 何をしようにも不当な圧力のもとで虐げられがちなアイヌの兵士たち。 本稿では、戦前の日本軍における彼等の活躍を見ていきたいと思います。 注:本稿には、現代では差別的とされる表現が数カ所出てきます。当時の世相を正しく表現するため、敢えてそ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く