厚生労働省は8日、ワクチン接種を管理する「ワクチン接種円滑化システム(V―SYS)」で、都道府県別の接種回数を集計し表示する機能が不具合で停止していることを明らかにした。新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種が12日にも始まるが、野党は実施主体の自治体で混乱が起きるとして、早期の改修を求めた。 V―SYSは、ワクチンに関する知識や接種会場の情報、進捗(しんちょく)状況などをインターネット回線を通じて集約。供給量が…
河野太郎・ワクチン担当相の登場により、コロナ行政をめぐって政権内に不協和音が生じている。だが、ワクチン接種の実務を仕切る厚生労働省では、“コロナの女帝”と呼ばれる存在により、さらなる混乱が起きていた。新著『菅義偉の正体』が話題を呼ぶノンフィクション作家・森功氏がレポートする。(文中敬称略) 【写真】首ほどの広さがある襟のストライプスーツを着た和泉洋人総理補佐官 * * * 「感染拡大が酷いことになっている欧米ではチャレンジするしかないけど、今のコロナワクチンは体内に抗体ができるだけで効果は定まらず、副反応の可能性も払しょくできていない。少なくともコロナ収束の切り札にはならないのは、厚労省はもとより加藤(勝信)官房長官や田村(憲久)厚労大臣など医療行政に通じた与党議員も承知しているから、慎重になっている。 官邸は接種の遅れを厚労省のせいにしているけど、前のめりになっているのは官邸くらい。そこ
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