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希望学に関するkiku-chanのブックマーク (3)

  • 【すくむ社会第3部】(2)前傾姿勢、「待てない社会」 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    外資系のIT関連会社で、優秀な女性が次々と辞めていった。将来を憂えた会社の調査部門が、なぜ辞職したのか退職者に理由を問いただす。「ここで働いていても安心できる将来が見えてこない」と答える人は、残念ではあったが、先行き不透明な新興会社として納得できる部分もあった。しかし、首をかしげてしまう理由があった。 「このまま会社で働いても、先が見えてしまったから辞めました」 東大希望学プロジェクトの中心人物となった玄田有史教授(45)=労働経済学=は講演でこのエピソードを持ち出し、聴衆をひきつける。 「将来がまったく見えないとき人は希望を失う。同時に、将来が見えてしまったと感じるときにも、やはり希望は失われていく。希望はいったいどこからやって来るのだろうか」 希望を科学しようとするプロジェクトはまず、具体的なデータを集めることから始めた。平成17年から2度にわたり全国アンケートを実施。漠然と、現代は希

  • 【すくむ社会第3部】(1)「対話」が生み出す光〜希望って何 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    「ホープ・スタディーズ」という言葉がある。東京大学社会科学研究所の玄田有史教授(45)=労働経済学=が中心になって進める「希望学」という研究をさしている。従来は個人の内面の問題とみなされてきた「希望」を、社会にかかわる問題としてアプローチする新しい研究。どちらかというと奇異な目でみられてきたが、リーマン・ショック以降、欧米の研究者らが注目しはじめているという。 玄田教授は、「仕事をしていない、教育を受けていない、職業訓練も受けていない」状態の人たちを「ニート」という枠組みでとらえる研究をしてきた。ニート研究を通じて得た実感が「かつて希望は社会の前提だった。それが揺らいでいる」ということだった。 玄田教授らは希望学の目的を「正しい希望のあり方を社会に提示しようとか、みんなが希望を持つべきだというような心のあり方に介入しようとするものではない。希望というものを社会現象ととらえ、それが生まれるた

  • 【すくむ社会第3部】(3)“労働信仰”の危うさ (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    社会のなかで「希望」を考える際に、希望を失った層について分析することが不可欠だ。昭和40年代半ばから現れ始めたとされる「ひきこもり」の人たちや、長期間、定職を持たずアルバイトを繰り返すフリーターと呼ばれる人たちのなかにも、「希望を持たない人」が多くいる。 ひきこもりに詳しい大阪大非常勤講師の井出草平氏(29)=社会学=は「ひきこもりの自殺のことを最近、聞くようになった」という。 ひきこもりは、いまや数十万人の規模と概算されている。昭和40年代前半に生まれた「ひきこもり第一世代」が40〜45歳になった。この世代は、あと10年ほどの間に、親を次々と亡くしていく。親の年金でかろうじて生きている人たちは、親が死ぬと同時に生活の資金を失う。 ひきこもりの人たちに「親が死んだらどうする」と質問すると、ほとんどが「自殺する」「そのまま餓死する」とし、「なんとか働く」と答える人はわずかだ。すでにもう自殺者

    kiku-chan
    kiku-chan 2010/02/15
    「これだから産経は!」と条件反射しそうになり、中身を読んで反省した/労働を手段ではなく目的にしちゃうから「ここで働けるだけでありがたく思え」みたいな「やりがい搾取」なんてことが起きるんだろうなあ。
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