本日で年内のゼミは終了。まだお仕事は残っているけど、1年間の仕事の大きなヤマを越えた気分。入れ替わり立ち代り研究室をいろんな人が訪れるのも、なんだかこの時期ならではの慌ただしさ。 社会に学問は必要だけど、生きていくのに必要とは限らないし、アカデミックな知識への関心は皆無で勉強をサボっていたとしても、お金になる仕事ができる人もいる。一生懸命勉強した経験を、お金になる仕事をするための練習として活かせる人もいるし、仕事とは関係ないけど、好きなことを好きなように追求するために学生時代を費やす人もいる。要するに、僕らの仕事は「あってもなくても大して変わらない」。 さて、よく考えてみれば、僕たちが携わる仕事の多くは、社会に必要だとしても、目の前にいる相手にとっては必要であるかどうか分からず、つまりはあってもなくても大して変わらないものが多い。だからそういうものに価値があると思わせること、コストを払って