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ブックマーク / blog.szk.cc (2)

  • 価値のある活動

    日で年内のゼミは終了。まだお仕事は残っているけど、1年間の仕事の大きなヤマを越えた気分。入れ替わり立ち代り研究室をいろんな人が訪れるのも、なんだかこの時期ならではの慌ただしさ。 社会に学問は必要だけど、生きていくのに必要とは限らないし、アカデミックな知識への関心は皆無で勉強をサボっていたとしても、お金になる仕事ができる人もいる。一生懸命勉強した経験を、お金になる仕事をするための練習として活かせる人もいるし、仕事とは関係ないけど、好きなことを好きなように追求するために学生時代を費やす人もいる。要するに、僕らの仕事は「あってもなくても大して変わらない」。 さて、よく考えてみれば、僕たちが携わる仕事の多くは、社会に必要だとしても、目の前にいる相手にとっては必要であるかどうか分からず、つまりはあってもなくても大して変わらないものが多い。だからそういうものに価値があると思わせること、コストを払って

    価値のある活動
    kiku-chan
    kiku-chan 2014/12/20
  • 郊外とイエとナショナリズム « SOUL for SALE

    東海道新幹線に乗るたびに、胸が締め付けられるような気持ちになる。田園の合間に立ち並ぶ個性のない住宅と学校と、コンクリート工場。都市部が近づくにつれ増えるロードサイドの飲店と、駐車場の広いスーパーと、大型ショッピングセンター。雨に濡れたアスファルトと、河川敷の水たまりと、どこまでも続く鉄塔。そうしたひとつひとつの風景を、「死んだ国土」と呼ぶ感性は、どうしても僕の中には見つからない。なぜならそれこそが、僕のふるさとの風景だからだ。 幹線道路を走る車の中にも、夕焼けを透かして見る校舎の教室にも、のっぺりとした郊外型住宅の中にともる灯りにも、その向こうに「人間」を抱えている。都市設計家やコミュニティ活動家が批判する凡庸な風景の中で、飯をって、仕事をして、教室の机に落書きをして、塾に通って、告ったり告られたりして、生きている人間がいる。きっとその家を建てた瞬間、そこには未来への希望があり、ローン

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