震災直後、糸井重里が読んだ本のなかに 一冊のビジネス書がありました。 タイトルは『イシューからはじめよ』といって、 著者は、安宅(あたか)和人さん。 外資系コンサルタント会社・マッキンゼーから イェール大で脳神経化学の博士号を取得、 現在は、ヤフー株式会社に勤めるビジネスマン。 読んだ糸井は 「一人ひとりが読み、チームで共有したい本」だと 言いました。 ビジネスの面だけでなく 「東北」を考えるときにも良かったそうです。 そんな『イシューからはじめよ』を真ん中に置き、 本について、本以外のことについて、 安宅さんと糸井が、いろんなことを話しました。 1968年、富山県に生まれる。 東京大学大学院生物化学専攻にて修士号を取得後、 外資系コンサルティング会社である マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。 4年半の勤務後、 イェール大学・脳神経科学プログラムに入学。 3年9ヶ月の速さで「Ph.D