ラジオから聞こえた英語に胸をときめかせ1938年に広島県で生まれた種田輝豊さん。戦時下の強制疎開で移住した北海道網走市で、中学生のときにラジオを通じて外国語にふれ、自身いわく「語学気狂い」となって外国語の習得に没頭しました。 高校時代には日米交換留学生として英語に磨きをかけ、フランス語、スウェーデン語、フィンランド語、ドイツ語、ロシア語、オランダ語、北京語、広東語を習得。 大学時代にはイタリア大使館で働きながら、イタリア語、デンマーク語、ノルウェー語、アイスランド語、ペルシャ語、トルコ語、スペイン語、ポルトガル語、ラテン語を学習。大学中退後も、チェコ語、インドネシア語、ルーマニア語、朝鮮語、アラビア語と学びの幅を広げていきます。 本書は、ただ語学習得のノウハウだけではなく、外国語との出会いや、高校時代に初めて英語の授業を受けたときのときめき、語学で生きていくと決心してから適職を見つけ、英字