[コロンバス(米オハイオ州) 30日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のデューク理事は30日、銀行セクターは回復しつつあるものの、銀行融資は引き続き減少しており、融資の伸び(訂正)が危機前の水準に回復するまで数年かかる可能性があるとの見解を示した。 同理事は銀行関連の会合に出席し「今回の回復期はまだ初期の段階にあるとはいえ、1990─91年のリセッション(景気後退)を除き、信用の伸びが(訂正)リセッション前の水準に戻るまで、過去40年間の他のどの景気循環よりも時間がかかっている」と述べた。