[ブエノスアイレス 19日 ロイター] - アルゼンチン政府は19日、650億ドルの債務再編を巡る債権者との交渉期限を7月24日まで1カ月超延長すると発表した。
[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコがここ数十年で最も深刻なリセッション(景気後退)に直面する中、投資家らは、同国が間もなく投資適格級の格付けを失う可能性が高いとみている。 ほぼ20年来維持してきた投資適格級格付けの喪失は、ロペスオブラドール大統領にとって手痛い打撃となる。同政権の資金調達方法は1980─1990年代の債務危機を教訓に、極めて保守的な路線を取ってきた。 フランクリン・テンプルトンのポートフォリオ・マネージャー、ルイス・ゴンザリ氏は「投資適格級の格付けを失うことは現実的なリスクで、投資家は次第に深刻に考えつつある」と指摘、実現すればメキシコからの資金流出がかなり急速かつ大規模なものになるとの見方を示した。
欧州中央銀行(ECB)は4日の定例理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れ規模の6000億ユーロ拡大を決定したが、独仏などがこれより小規模の拡大を提案したことが分かった。フランクフルトのECB本部で2018年4月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach) [フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は4日の定例理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れ規模の6000億ユーロ拡大を決定したが、独仏などがこれより小規模の拡大を提案し、増額幅を巡る討議は5000億─7500億ユーロの範囲で行われたことが関係筋の話で明らかになった。
欧州中央銀行(ECB)が4─5月に511億ユーロのイタリア国債を購入したことが、2日公表のデータで分かった。フランクフルトのECB本部で1月撮影(2019年 ロイター/Ralph Orlowski) [フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が4─5月に511億ユーロのイタリア国債を購入したことが、2日公表のデータで分かった。ウニクレディトのアナリストによると、同期間のイタリア国債発行額は差し引き490億ユーロで、ECBによる購入額がこれを上回った。
アルゼンチン政府は6月1日、約650億ドルの債務再編を巡る債権者との交渉期限を6月12日まで延長すると発表した。交渉期限は2日に設定されていた。写真は100ペソ紙幣、2019年9月3日撮影(2020年 ロイター/Agustin Marcarian) [ブエノスアイレス/ニューヨーク 1日 ロイター] - アルゼンチン政府は1日、約650億ドルの債務再編を巡る債権者との交渉期限を6月12日まで延長すると発表した。交渉期限は2日に設定されていた。 政府は声明で、「債務の持続性に関する目標を犠牲にすることなく投資家への支援を最大化する」ため、再編案の「追加調整」を検討しているとし、先月28日に発表したばかりの再編案よりも投資家に一段と譲歩する可能性を示した。[nL4N2DB0VW]
[ニューデリー 1日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、インドの信用格付けを「Baa2」から投資適格級で最も低い「Baa3」に引き下げた。長期間にわたる成長鈍化や債務増加、金融システムの一部における持続的な緊張を理由に挙げた。 また格下げは新型コロナウイルスの影響を直接反映したものではないが、新型コロナ危機前に存在していたインドの信用面での脆弱性がパンデミック(世界的大流行)によって増幅したとした。
[ロンドン 1日 ロイター] - 債券電子取引を手掛けるトレードウェブが1日に公表したマイナス利回りの英国債の時価総額は5月末時点で1兆0700億ポンドと、英国債市場全体(約2兆4000億ポンド)の45%に迫った。 英国が5月に実施した国債入札では、落札利回りが初めてマイナスを記録。欧州中央銀行(ECB)や日本銀行のようにイングランド銀行(英中銀)もマイナス金利を導入するとの見方が高まる中、短期債利回りがゼロを下回った。
米連邦準備理事会(FRB)が28日公表したデータによると、新型コロナウイルス流行に対応する緊急措置の1つである社債買い入れプログラム「セカンダリーマーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティー(SMCCF)」の保有額が27日までの週に急増した。写真はワシントンのFRB。5月1日撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque) [ニューヨーク 28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は27日までの週に、新型コロナウイルス危機に対応する緊急措置の1つである社債買い入れプログラム「セカンダリーマーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティー(SMCCF)」で、社債に投資する上場投資信託(ETF)を11億7700万ドル購入した。これにより、同プログラム下での社債ETF保有額は合計29億7800万ドルとなった(訂正)。FRBが28日公表したデータで分かった。
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は28日、マイナス金利は米連邦準備理事会(FRB)にとって妥当な政策手段ではないと強調した。ワシントンのFRB本部で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis) [28日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は28日、マイナス金利は米連邦準備理事会(FRB)にとって妥当な政策手段ではないと強調した。 ウィリアムズ総裁は「FRBには他にも政策手段があり、それらの方が経済を刺激する上で一段と有効かつ強力だ」と指摘。低金利やフォワードガイダンス、バランスシートなど「他にも利用可能な手段があるため、現在の状況でマイナス金利は妥当とは言えない」と述べた。
【サンパウロ共同】南米アルゼンチン政府は、米機関投資家などと行ってきた計約650億ドル(約7兆円)に上る債務の再編交渉が22日までにまとまらず、事実上のデフォルト(債務不履行)状態となった。一方で交渉は6月2日まで継続するとしており、国際金融市場への影響は限定的とみられる。 地元メディアによると、アルゼンチンがデフォルトに陥るのは6年ぶり9回目。今回は停滞する経済に新型コロナウイルス流行が追い打ちとなった。不履行となったのは、22日が支払期限だった約5億ドルの利払い。支払い能力があるのに払わない「テクニカルデフォルト」と見なされている。
イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は20日、マイナス金利政策について、英中銀はすでに採用した他の中銀の動向を注視していると述べた。ロンドンで4月撮影(2020年 ロイター/John Sibley) [ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は20日、新型コロナウイルス危機前に比べマイナス金利政策導入に反対する姿勢は軟化したものの、その有効性に関する評価については「賛否両論」と述べた。 ベイリー総裁は議員に対し、中銀はマイナス金利政策の採用を排除していないものの、検討しているわけでもないとの立場を表明。「マイナス金利を採用した他の中銀の動向を注視しており、一部の中銀は現時点で非常に興味深い評価を公表している」とした一方、「マイナス金利政策についてはかなり賛否両論であると言わざるを得ない」と述べた。
イングランド銀行(英中央銀行)は、新型コロナウイルスによる危機の中で金利の下限について積極的に検証を続けており、マイナスにすることも排除しないと、ベイリー総裁が語った。 英議会でマイナス金利の見通しについて質問を受けたベイリー総裁は、いかなる政策についても英中銀が絶対に否定するということはないが、絶対にそうするということもないと発言。政策金利は現在わずか0.1%で、複数の政策担当者はこれまで金利の下限はゼロ付近だと示唆していた。 ベイリー氏は「英中銀が過去数週間にとった措置を考慮しつつ、現在の状況で当然ながら政策手段の積極的な検証を続けている。これは驚くべきことではないだろう」と述べた。 さらに英中銀は金利がゼロに近づくと利下げ効果が後退するとの議論に留意しつつ、これまでの利下げの影響をつぶさに観察していると説明。すでにマイナス金利を導入した他の中銀の経験も検証しているとし、その地域の金融
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