6月3日、英ブラッドフォード・アンド・ビングレーが組成したローンの質の急速な悪化は、英国と英銀行システムがさらなる困難に直面する可能性を示唆している。写真は2日、同社のレスター支店の看板(2008年 ロイター/Darren Staples) [ロンドン 3日 ロイター] 英住宅金融大手ブラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)BB.Lが組成したローンの質が急速に悪化したことは、英国および英国の銀行システムが今後さらなる困難に直面する可能性を示している。 B&Bは、仕事や収入について借り手の自己申告に基づいた融資や賃貸用不動産の購入資金の融資など、リスクのより大きい融資に特化した住専で、支払い遅延や担保差し押さえ、詐欺の急増に見舞われている。 米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手への住宅ローン)問題の経緯と比べ、すべてがぞっとするほど似通っているように思えるだろう。バブルがはじけ