ペットを飼う単身高齢者が増える中、川崎市内の地域包括支援センターが4月に実施したアンケートで、8割超のケアマネジャーが利用者を支援する上でペットで困った経験があることが1日、分かった。高齢者がペット ... 記事全文を読む
2016年の熊本地震で避難所でのペット受け入れが問題になったことを踏まえ、環境省は25日、災害時のペット対応の指針を改定し、発表した。ペットを連れて避難する「同行避難」を基本とする一方、避難所のルール次第では同室では過ごせない場合があることを明確化し、トラブルを避けることを目指している。 環境省は、東日本大震災後の13年にペットの同行避難を基本とする指針を作成。ところが、熊本地震では避難所の室内にペットを連れて入れないことへの飼い主の苦情や、室内に連れ込んだペットへの苦情が出るなど問題が続出した。 このため改定版では「同行避難は避難所でペットを人間と同室で飼えることを意味しない」と明記。避難所の規模により同室できる場合もあるが、屋根のある渡り廊下やブルーシートをかけたサッカーゴール内などで飼う場合もありうると例示し、アレルギーのある人や動物が苦手な人への配慮を求めた。持ち運び用のケージに慣
目薬を差したり毛をとかしたりして、犬の世話をする老犬ホームの経営者ら(東京都大田区の「東京ペットホーム」で) 飼い主が世話をできなくなった老犬などを預かる施設の初の業界団体「老犬ホーム協会」(仮称)が、2月に設立される。 人間も犬も長寿になり、高齢者が老犬を介護する「老老介護」が増え、施設の需要が高まっている。協会では飼育環境などのルールを定め、飼育の質を担保する役割を果たしたい考えだ。 協会を設立するのは、熊本県菊池市の「老犬ホーム トップ」、東京都大田区の「東京ペットホーム」など5都府県6施設。2月6日に設立総会を開き、代表には「トップ」社長の緒方心(こころ)さん(41)が就く。 老犬ホームは、犬が認知症になったり、飼い主の体力が衰え世話をできなくなったりした際に利用される。住宅地や郊外にあり、預かる犬は10匹前後から100匹を超える施設もある。死ぬまで面倒を見る「一生預かり」サービス
動物の訪問介護・看護・医療を提供するCARE PETS(ケアペッツ)では、ペット(犬)の『要介護認定基準』を、K9 Care Space Dog Heart(愛知県豊川市住吉町1−5)と、シリウス犬猫病院(神奈川県川崎市中原区木月2−10−5)と共同で開発致しました。 これまでこの要介護認定基準は、CARE PETS(ケアペッツ)の介護や看護の現場で主に動物看護師が使用していた独自の基準でしたが、今回、ペットのリハビリテーションに取り組んでいるK9 Care Space Dog Heartと、往診対応型の動物病院であるシリウス犬猫病院と共同で独自基準をブラッシュアップし、弊社の現場だけではなく、広くペット業界全体でご使用いただけるよう、普遍性のある基準を作ることを目指し開発して参りました。 K9 Care Space Dog Heartは、犬のリハビリテーションで約10年のキャリアと施術実
高齢者がペットと安心して暮らせる理想的なついのすみか-。そんなペット愛好家のための有料老人ホームが来年11月に開設される。専門スタッフが常駐し、高齢者とペット双方の生活や健康を手厚く支援する。ペット用品の通信販売を手掛ける新日本カレンダー(大阪市東成区)が本社敷地内に設けることを決めた。 高齢者の1人暮らしが増える中、ペットとの快適な生活を望む声に応えた。人とペットの共生のため、きめ細かいサポートを提供する有料老人ホームは国内でも珍しいという。 約14億円を投じて整備する。建物は9階建てで延べ面積3687平方メートル。19タイプ45室を用意する。犬や猫などのペット(体重30キロ以下)を3匹まで飼うことができ、全室にペット用のトイレを備える。平均で家賃は月14万円程度という。 施設内には高齢者向けの看護ステーションやペットの診察室があり、屋上にはドッグランを併設。入居者が亡くなってもペットの
猫や犬の殺処分を減らすため、譲りたい人と譲ってほしい人をつなぐ福岡県糸島市のネットワーク「わんにゃ~ねっと」が10年目を迎えた。糸島保健福祉事務所が仲介し、里親を探す仕組み。市外からの問い合わせも相次いでいるという。 「わんにゃ~ねっと」は合併で糸島市が発足する前の2007年に始まった。それまでは当時の前原市、志摩町、二丈町で年に1度、獣医師を交えて譲渡会を開いていたという。夜間、動物病院に子猫が捨てられたり、保健福祉事務所へ「飼い猫を預かってほしい」といった申し出が増えたりしたことから、譲渡の仲介を始めた。 譲るために登録できる人や譲り受ける人は当初、糸島市民に限っていたが、次第に市外からの問い合わせが増加。今では県全体からもらい手を募っている。この制度を知った山口県在住者から譲渡の希望が寄せられたこともあった。 14年度、15年度と20匹前後の子猫の情報が登録され、すべて新しい飼い主に
もしも災害が起こったら? 猫との避難はどうするの? そのヒントが5月22日まで行われていた展示会「いっしょに逃げてもいいのかな?展」にありました。本記事では改めて同展の内容を振り返りながら、普段から考えておきたい様々な「モノ・コト・キモチ」を紹介していきます。 もしものときは一緒に逃げてもいいんだよ〝同行避難〞という言葉をご存じですか? 災害などの非常時に、飼っているペットを連れて一緒に避難場所へ逃げることを指します。単にペットを守るだけではなく、動物の野良化や噛みつき事故など、公衆衛生上のリスクを軽減することにもつながることから、〝同行避難〞は行政からも推奨されています。にもかかわらず、ペットを同行しての避難には、まだまだ多くの課題があるのが現状です。 そんな〝同行避難〞について考えるきっかけとなる展示「いっしょに逃げてもいいのかな?展」が、4月23日から1か月にわたって東京都世田谷区の
熊本地震発生から3カ月がすぎた。熊本県動物管理センターは地震以降、特別措置として殺処分機を止め、飼い主とはぐれるなどした犬猫の引き取り手を探している。すでに収容限度を超えているが、譲渡はあまり進んでいない。 熊本市は政令指定都市として「殺処分ゼロ」に独自に取り組んでいるが、熊本県では従来通り犬猫を殺処分してきた。だが地震発生後、飼い主とはぐれたとみられる犬猫が数多く保護されたため、最初の震度7を記録した4月14日の翌日から殺処分機を止めた。 県は7月1日までに犬328匹、猫462匹を保護。飼い主を探すなどしてきたが、同日現在でも同センターには犬48匹、猫74匹、各保健所にも犬が計81匹、猫が計45匹保護されている。同センターの石原貢一所長によるとセンターでは犬40匹、猫30匹程度の収容が限界という。 熊本県では狂犬病予防法に基づいて犬は3日間保管した後、飼い主が名乗り出ない場合は殺処分でき
きはら・ひろみ/宮城県出身。大学在学中にコピーライターとして働き始め、20代後半で独立してフリーランスに。西武セゾングループ、松坂屋、東京電力、全労済、エーザイ等々、ファッション、流通、環境保全から医療まで、幅広い分野のPRに関わる。2000年以降は軸足を医療分野にシフト。「ドクターズガイド」(時事通信社)「週刊現代?日本が誇るトップドクターが明かす(シリーズ)」(講談社)「ダイヤモンドQ」(ダイヤモンド社)などで、企画・取材・執筆を深く、楽しく手掛けてきた。2012年、あたらす株式会社設立(代表取締役)。近年は医療系のWebサイト、動画制作(企画・ライティング・プロデュース)にも力を入れている。 &慢性痛~知っておきたい慢性痛のホント(横浜市立大学ペインクリニック内科との協働制作) https://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~mansei2/ あるペインの少女
「ペットと暮らすシニア世代の方へ」を作成しました ペットと楽しく、安心して暮らすために、必要なことを考えてみませんか? 平成28年2月16日 福祉保健局 ペットとの暮らしは、どの世代にも幸せをもたらしてくれます。その一方、ペットと暮らすシニア世代の飼い主の中には、「体力が落ちて、ペットの世話が大変になってきた」「検査入院が必要だと言われているが、ペットがいるから入院できない」などの悩みを抱えている方もいます。 そこで、シニア世代になっても、ペットと楽しく、安心して暮らすためのヒントをご紹介するパンフレットを作成しました。 (1) パンフレットの主な内容 シニア世代に起こりうるこんなこと ペットの世話が大変になってきた 少しの間、預かってもらいたい ペットの世話に不安がある 困った時の解決方法 民間事業のサービスなどを利用する 一時的に預かってもらう先を見つけておく 新しい飼い主にゆだねる
猫の保護活動にもジワリと影響しているのが、人、そして猫の「高齢化」だ。来るべき日に備えて、猫そして犬の飼い主がしておきたいこととは。 「老人ホームに入るから猫を引き取ってほしい」「親が認知症になった。飼っていた猫の世話はどうすればいいのか」。近年、「ねこねこ110番」に増えているのが、こうした高齢化に伴う相談だ。 エサや飼育環境の改善により、猫は最近では20年ほど生きる。その間に飼い主が急逝する、要介護になる、入院するなどして、飼いきれなくなった人が急増しているのだ。 もちろん、猫を愛するがゆえ、健やかで理性あるうちに、備えたいという人もいる。ある80代の女性は、飼っている猫を引き取ってほしいと東京キャットガーディアンに電話をしてきた。 山本さんが準備を整え、お迎えにあがったところ、背筋を伸ばして、凛とした姿の女性が。必要な書類を交わし、無事に引き取ったと思ったが、翌朝、仰天するような電話
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