2020年東京パラリンピックに向けて障害者スポーツの魅力を知ってもらおうと、都は2日、中央区銀座の中央通りを一部通行止めにして、車いす競技などの実演・体験イベントを開いた。 この日は午前11時半から約6時間、中央通りを約270メートルにわたって通行止めにして競技スペースが設けられた。 車道上のテニスコートで、リオデジャネイロパラリンピックでの活躍が期待される車いすテニスの上地結衣選手(22)らがラリーを披露。車いすラグビー日本代表の選手4人が車いす同士のタックルを実演したほか、買い物客らも車いすバスケットボールを体験した。上地選手は、「東京のど真ん中で、たくさんの方に車いすテニスを見せることができた。これを機に様々な競技に興味を持ってほしい」と話していた。