千葉市は新年度から、パラリンピックの競技を市立小中学校の授業に採り入れる方針を固めた。2020年東京パラリンピックでは、同市内で4競技が実施される。市は障害者スポーツへの理解促進を掲げており、大会に向け、授業を通じて子どもたちに競技の魅力を伝える。 関係者によると、小学校でゴールボールを、中学校でシッティングバレーボールをする。市内6区の小中学校から各1校をモデル校に選び、計12校で実施。専用の用具をそろえ、体育の授業として行うことを検討している。将来的には、モデル校以外の学校への展開も考えている。 ゴールボールは視覚障害の選手3人が1チームとなり、鈴の入ったボールを投げ合う。シッティングバレーボールは座ったままの状態で行う。両競技は東京パラリンピックの際、テコンドー、車いすフェンシングとともに市内の幕張メッセで実施される。また、車いすバスケットボールを市内の小中学校各1校で授業に採り入れ