世界限定700台の市販モデルと同じく、ウォーター・インジェクション・システムを備えた最高出力500hpの3.0リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載するが、セーフティーカー用にカラーリングが施され、ルーフのLEDライトや無線通信機器を装備する。6点式シートベルト、ロールバー、消火器などのサーキット走行用装備は、市販モデルにも無償オプションとして用意されている「クラブ・スポーツ・パッケージ」だ。
パナソニックはロボット技術を応用し、ベッドの半分が電動フルリクライニング車いすに変形する重度要介護者向け離床アシストベッドの量産モデル(写真)を、2017年1月に発売する。14年投入の限定販売品で得た、利用者や介護スタッフの意見を反映した。限定品は左半分が車いすに変形する仕様だったが、間取りに合わせて左右のどちらかを選択できるなどの工夫を加えた。介護ベッドとの部品共用化などで価格も抑えた。 量産モデル「リショーネプラス」の消費税抜き価格は、限定品比約3割減の90万円。限定品は投入後2年間弱で100台を販売した。量産機の販売目標はこの2倍以上で、年間100台以上を狙う。中国や台湾などからも引き合いが多く、サンプル出荷して市場を調査している。海外展開も視野に入れる。 離床が難しい重度要介護者の安全でスムーズな移乗介助と、介護者の負担軽減を両立した特徴を維持。
「第15回子どもの福祉用具展キッズフェスタ2016」で、東京女子医科大学病院リハビリテーション部の理学療法士の長谷川三希子氏が「小児への電動車いす適合事例から見えてくること」と題して電導車いすの導入効果を熱く語った 車いすにモーターを搭載した「電動車いす」は身体の不自由なユーザーにとって便利で,実際に普及している。が、道路交通法のうえでは、形式的に「原動機+車(車輪あり)」なので「原動機付き自動車」に該当するため運転免許証が必要ということになる。 同法による規定で「電動車いす」は、全長×全幅×全高1200×700×1090mmを超えてはならず、最高速度6km/h以内で、一般歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。また、自動車や原動機付自転車と明確に識別することができ、身体の状態により上記規制に該当しない車いすを用いることがやむを得ない場合、警察署長の“確認”を受ければ適法(
あるシングルマザーは、ダウン症の娘をきっかけに会社を設立した。この女性の会社は、信じられない可能性を秘めている。 4人の子供のシングルマザーであるマリア・デラーピーナーさんは、眼鏡技師で、2004年にメガネの会社「Specs4us」を設立した。顔のかたちが独特なダウン症や他の障害のある子供たちのためのこの事業は、彼女の16歳の娘、ダウン症のエリンさんがきっかけで誕生した。
インフォコムが主催するヘルスケア分野向けITの新事業創出プログラム「デジタルヘルスコネクト」は2016年3月9日、「介護向けITサービスコンテスト」のキックオフミーティングを開催した。同コンテストは、介護領域で利用可能なICT(情報通信技術)を用いた製品・サービスを対象に、優れたものを選び表彰する。同日より、コンテストに参加する製品・サービスを募集している(参加申し込みのWebサイト)。 コンテスト応募者は参加申し込みサイトに連絡先を登録して、応募用紙を取り寄せる。応募締め切りは2016年4月22日。4月28日までに書類選考を通過した応募者に連絡し、5月中旬にインタビューを実施。そこで選ばれた5~7社によるプレゼンコンテストを5月下旬~6月上旬に開催する。 賞金総額は100万円。表彰された製品・サービスは、ソラストが運営する介護事業の現場に試験導入する。ソラストはインフォコムと資本・業務提
最初から再生 続きから再生 ↓以下はオプション。反映させるには「最初から再生」ボタンを押してください speed: 1 ×閉じる 四肢に障害を持つ人にとって欠かせない「義肢」。しかし、「義足」と「義手」では、大きく状況が違うことをご存じでしょうか。ないと歩行ができない「義足」に対して、「義手」は「なくても生活ができる」という認識が強く、海外では普及している「機能のある義手」の一部しか公的な支援の対象になっていないというのです。しかし、義手が「なくても生活できる」といっても、片手でははさみで紙は切れませんし、お菓子の袋を開けることもできません。一方、海外へ目を向けると、欧米では義手に対する公的支援は厚く、障害を持つ子ども達も、その目的に合わせた専用の義手を着けて、両手を使っての工作や鉄棒や跳び箱、野球などに積極的に挑戦しています。「正しい情報を一人でも多くの人が知ることが日本の状況を変える」
自宅で父英司さん(右)、母ジェさんと一緒にリズム体操をする前川夢奈ちゃん=神戸市西区で、桜井由紀治撮影 生まれつき両手足の先がなく、兵庫県立リハビリテーション中央病院(神戸市西区)が創設した「小児筋電義手バンク」から筋電義手の貸与を受けている前川夢奈(ゆな)ちゃん=同区=は1月28日、2歳の誕生日を迎えた。 お祝いのケーキをたくさん食べた夢奈ちゃんの成長は目覚ましい。足首から先がない両足の骨も伸び続け、義足は3足目になった。夢奈ちゃんが通う同市立王塚台保育所(同区)では、砂場遊びが大好きで、寒い日も友達と元気に遊ぶという。母ジェさん(35)と保育所の保育士が、夢奈ちゃんの日々の生活を報告し合っている「交換日記」は入所以来続き、3冊目となった。夢奈ちゃんの成長の様子が読み取れる。 <久しぶりに筋電義手の練習をしました。「てて、しょっかー」と義手を見せると、初めはプイッとそっぽを向かれてしまい
三菱電機は2月9日、音声認識表示技術「しゃべり描き UI(ユーザーインターフェース)」 を開発したと発表した。 専門領域の異なる同社のデザイナー8名による自主研究プロジェクトで開発。多言語音声認識機能、お絵描き機能、多言語翻訳機能、背景画像表示機能、カメラ機能、 手書き文字認識機能、対面二画面表示機能などを組み合わせ、指でなぞった軌跡に話した言葉を表示するというもので、手話や外国語ができない人でも、聴覚障がい者や外国人とコミュニケーションが取れるという。 「耳が聞こえない」「言語が異なる」というコミュニケーションの壁をインターフェースデザインの力で乗り越えることを目標に開発を進めたという。「しゃべり描き UI」に、お絵描きや多言語翻訳機能などを組み合わせた「しゃべり描きアプリ」がAndroid向けに提供される予定。 提供開始時期などの詳細は現時点で未定となるが、2016年度中に実証実験を実
ASDは、東京ビッグサイトで26、27日に開催された「高齢者生活支援サービス展2016」にて、介護施設向けの睡眠見守りセンサー「まもる~の」の展示を行った。 最大の特徴はベッドのマットレス下に高感度のエアバッグセンサーを設置し、寝返りなどの「体の動き」を検出して睡眠状態を判定できる点。入床・入眠・離床を一目で把握することができるので、介護や巡回をタイミング良く行うことができる。 また、エアバッグセンサーのほかにも、湿度、温度、照度、気圧の参考値を計測することができるモニター端末がセットになっているため、別売りの管理用のソフトウェア「まもる~のステーション」と連携させることで、睡眠状態の把握から、高齢者施設などの各部屋の状況を一括で見守ることが可能だ。 ちなみに「まもる~のステーション」では、入床・入眠・離床のデータはグラフで表示され、最大20人分のモニタリングが可能で、PCで1ヶ月分のデー
視聴覚障害者のために字幕や音声での情報提供を義務づける「障害者差別解消法」が4月に施行されるのを前に、会話や会議などの音声を瞬時に文字で「見える化」する、主に聴覚障害者向け音声認識アプリ「UDトーク」が進化している。 コンピューター・音楽ソフト開発会社「シャムロック・レコード」(東京都練馬区)が開発したこのアプリ。iOS用とアンドロイド用が無償公開され、自由にダウンロードできる。 iPhoneの画面下に表示される「タップして話す」ボタンをタップ。「では明日午後3時に銀座三越正面玄関のライオン像の前でお会いしましょう」と話すと、画面上でリアルタイムに文字変換される。wi−fi接続したスマホにも同時に表示され、全盲の私も手軽にろう者の友人と待ち合わせできる。このアプリには多言語同時翻訳機能もあり、日本語で話した後に15カ国語以上の中から指定した言語に翻訳もしてくれる。 この記事は有料記事です。
視覚障害者将棋ファン向け、音声点字情報端末ブレイルセンスシリーズ用アプリ「将棋倶楽部24アクセス」が2015年12月24日にリリースされた。 これにより視覚障害者の将棋ファンも、将棋倶楽部24を通じて世界中の将棋ファンと対局を楽しむことができるようになった。 日本将棋連盟は、開発段階での技術提供や勝又六段によるアドバイスを通じて協力している。 「将棋倶楽部24アクセス」アプリは、石川准静岡県立大学国際関係学部教授・ 東京大学先端科学技術研究センター特任教授と有限会社エクストラが共同開発している。 アプリ詳細、対応機種、機能等は専用ページに詳しい。 SenseAPP「将棋倶楽部24アクセス」専用ページ 石川教授と勝又六段が出席したセミナー「楽しい支援技術 将棋と視覚障害」の様子 なお音声点字情報端末ブレイルセンスは、点字と音声で快適なモバイル環境を実現する高機能情報端末だ。 現在「ブレイルセ
富士経済が昨日に発表した「Welfare関連市場の現状と将来展望 2016」の抜粋によると、2021年における介護福祉関連機器/用具・用品/サービスの国内市場規模は、2014年と比べて38.0%増の1兆879億円に達する模様だ。 介護福祉関連機器、用具・用品、サービス市場の2015年の市場規模は8,268億円となる見込みで、2015年の介護保険法改正における市場への影響は現時点では軽微にとどまっているものの、福祉用具の購入や貸与で高額な品目への影響が懸念されるという。 カテゴリー別に見ると、機器・器具・システム市場で最も構成比が高い品目は介護用電動ベッドであり、4割を超えているとのこと。徘徊・転倒防止機器や服薬支援ロボットは認知症対策で需要が増加しているという。介護福祉ロボットは市場成長期に移行していると同社は見る。 消耗品・用具・用品市場では、大人用紙おむつの構成比が6割を超えており、ま
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