厚生労働省と文部科学省は、介護福祉士学校の養成課程の教育内容を見直す省令案をまとめた。介護の質を高めるために必要なチームマネジメントの能力を養うため、「人間関係とコミュニケーション」の時間数を増やす。【新井哉】 社会保障審議会福祉部会の専門委員会が2017年10月に取りまとめた報告書では、「介護保険の理念である利用者の尊厳ある自立した日常生活を支援していくには、多職種によるチームケアが重要となる」と指摘。外部からの情報収集やより...
厚生労働省と文部科学省は、介護福祉士学校の養成課程の教育内容を見直す省令案をまとめた。介護の質を高めるために必要なチームマネジメントの能力を養うため、「人間関係とコミュニケーション」の時間数を増やす。【新井哉】 社会保障審議会福祉部会の専門委員会が2017年10月に取りまとめた報告書では、「介護保険の理念である利用者の尊厳ある自立した日常生活を支援していくには、多職種によるチームケアが重要となる」と指摘。外部からの情報収集やより...
介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。 僕はこれから関西国際空港に飛び、関空からリムジンバスに乗って、明日の講演場所である兵庫県尼崎市に向かうが、搭乗待ちしている新千歳空港内で憤っている。 あほか・・・という一言とともに、開いた口がふさがらないニュースがネット配信されているからである。 7/10(月) 12:06配信の読売新聞のニュースによると、介護現場の深刻な人手不足を補うため、厚生労働省は、介護の経験がない人を対象にした全国共通の『入門研修制度』を創設する方針を決めたそうである。 入門研修は、初任者研修と無資格者の間に位置づけられ、初任者研修(130時間)よりも短い30〜40時間程度を検討しているとのこと。研修内容は、介護保険の概要・着替えやトイレへの移動
老いの現場を歩く:6(マンスリーコラム) このコラムも最終回。朝日新聞神奈川版「迫る2025ショック」での取材をもとに、2025年問題の実態や先進的な取り組みを伝えてきた。最後に、「支え手」である現役世代が縮小する中、高齢になっても元気な「アクティブシニア」と、中高生や大学生らに役割を担ってもらうことの大切さを書きたい。 長年介護の取材をしていて、私自身の中に何となく、高齢になると皆「介護される存在」になるという先入観があった。だが1年半ほど前に、介護の資格を取ろうとしている米寿の女性がいると知り、私の認識が誤りであることに気づかされた。 「介護の学校・QOLアカデミー」(川崎市川崎区)に行くと、その女性は自分の子どもや孫ぐらいの同級生と一緒に勉強し、実習に励んでいた。同区に住む竹島静枝さん(89)。2015年末の約1カ月間、平日は講座に毎日通い、無事に介護職員初任者研修修了の資格を取った
介護事業で最大手、ニチイ学館が今期業績予想を大幅に下方修正した。11月10日に発表した2016年3月期の連結決算予想によると、通期の経常利益は、従来の61億円の黒字から、24億円の赤字へと転落する。同社の連結経常赤字は、2001年3月期以来、何と15年ぶりのことである。 中国事業の本格稼働遅れの影響もあるが、最大の要因は、人手不足による、主力である介護事業の不振だ。高齢化によって介護需要の増加が続く中、今期は介護人材の不足によって利用者数の減少が続くという、異例の事態となっていた。今年4月、支店体制の見直しによる人材確保策を打ったが、その効果発現が想定より遅れたため、今回の下方修正につながった。 人手不足は業界全体の課題になっている。が、上場企業の介護事業大手で赤字転落となるのは、ニチイ学館だけ。なぜ同社だけがここまで厳しいのだろうか。 訪問介護が主力ゆえのハンデ 一つの理由は、他社が有料
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