戦後俳句に新境地をひらいた俳人、金子兜太(とうた)さんが今年2月に98歳で亡くなられた。戦争末期にトラック島の部隊で海軍中尉だった。爆撃や飢えで部下が死んでいく悲惨さは、生涯消えないほど深く全身に刻まれ、反戦平和の俳句を折々に詠み続けた。私の心に鋭く刺さるその代表的な一句。 水脈(みお)の果て炎天の墓碑を置きて
塩崎恭久厚生労働相は12日、岩手県を視察し、東日本大震災の被災者の精神的なケアを担う岩手、宮城、福島3県の「心のケアセンター」の連携を強化するため、必要な事業費を来年度政府予算に計上する方針を示した。8月の概算要求に盛り込む。センターは県ごとに運営されており、担当者が定期的に会議を開き、成功事例や課題を共有することでより効果的な対策を目指す。塩崎氏は
災害や事故の現場で消防隊員や団員が受ける精神的なショック「惨事ストレス」を軽減するため、総務省消防庁が2003年に専門家の派遣制度を始めて以降、ケアの受診者は17年4月1日時点で延べ2776人に上ったことが15日、分かった。消防庁は積極的な利用を呼び掛けており、態勢を充実させていく方針だ。惨事ストレスは、多数の死傷者が出た現場や同僚の殉職に直面したショックで不眠や無気力、うつといった症状が出る
東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の被災地から避難している人は、いまも約12万3000人おり、プレハブ型仮設住宅で生活する人もまだ約3万5000人に上る。東日本大震災に関連した自殺者は、2015年までで162人。うち80人を福島が占めており、岩手35人、宮城40人と比べ突出して多い。 福島県で訪問ケアを行う「訪問看護ステーションなごみ」を運営するNPO「相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会」は、震災対応型アウトリーチ事業を12年から継続している。原発事故の影響で福島県沿岸部の相双地区の精神科病院は五つから二つに減り、約900床あった病床数も約110床まで激減。なごみが活動する南相馬、相馬両市は避難指示区域からの避難者も多く暮らし、なごみが医療の穴埋めをしているかたちだ。現在、病院や自治体から連絡を受けた37人を対象に、保健師や社会福祉士ら5人の専門チームが24時間態勢で見守
東京マルイブースの詳細が公開に!「バーチャルマーケット2023 Summer」 東京マルイVketバーチャルマーケット2023 SummerVRスマホVRイベント株式会社HIKKYメタバース 15時間前 「京セラ展示ブース」VRChatで公開!B2B分野のバーチャル展示を実施 VRVRchatイベントメタバース京セラレーザーコンセプト製品バーチャル展示ブース京セラ株式会社 19時間前 ブレインスリープ初メタコマースサイト「BRAINSLEEP VR ROOM」開設! イベントVRコマースメタバース株式会社ブレインスリープARVR 2023/06/29 22:00 「Vket2023 Summer」出展企業第3弾!初のNGO団体や地方自治体も出展 VRスマホVRVRchatイベントメタバースVketバーチャルマーケット2023 Summer 2023/06/29 18:00 国境なき医師団が
熊本地震で被災した精神科の患者らの支援のため、九州や中国地方から派遣された「災害派遣精神医療チーム(DPAT)」が15日、被災地に入った。派遣は2014年の広島土砂災害と御嶽山噴火に続き、今回で3回目。今後は、避難所などの被災者の心のケアにもあたるという。 DPATは東日本大震災を契機に発足。精神科医や看護師ら数人1組で、災害や大事故が起きた際に派遣される。被災者の心のケアにあたったり、被災して機能が低下する精神医療を支援したりするのが目的だ。 精神疾患の患者約200人が入院する益城町の益城病院。建物に亀裂が入り、水道や電気、ガスが使えなくなった。犬飼邦明理事長(64)は、患者約50人はそれぞれの自宅に、約150人は別の病院などに移ってもらうことを決めた。 この転院を支えたのが15日午前に宮崎県などから駆けつけたDPATのチーム。患者に付き添ったり職員の相談にのったりして、夕方までにほとん
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