デザインスクールの関東ブロック第1回プログラムであいさつするスタジオ・エルの山崎亮代表(右)=4日、東京都千代田区(川口良介撮影) 介護・福祉の現場に対する「きつい」「汚い」「危険」「給料が安い」といったイメージを払拭し、仕事の魅力を発信する試みがスタートした。プロジェクト名は「これからの介護・福祉の仕事を考えるデザインスクール」。厚生労働省補助事業として行われ、深刻化する業界の人材不足を解消するための一助として期待が寄せられる。 デザインスクールを主催するのは、街づくり事業などを展開する「スタジオ・エル」(大阪府吹田市)。全6回のプログラムで、今月~12月に全国8カ所で順次開講し、400人以上が参加する見通しだという。受講者は介護・福祉事業所へのインターンシップなどを通じ、現場が抱える問題を見つけて解決策を議論。アイデアを取りまとめ、来年3月に開催予定のイベントで発表する。 全国に先駆け