難病で難聴になった人が手話を学びながら交流する「なんでの会」。主宰する鈴木泰子さん(中央)は「難病、難聴の人が安らげる場所を目指したい」=東京都渋谷区で、蒔田備憲撮影 「難病」と「難聴」という困難を二重に抱えた人たちが気軽に参加できる交流会が東京都内で開かれ、好評を博している。元看護師の鈴木泰子さん(58)が主宰し、手話の学習や対話を通じて「思いを気兼ねなくはき出せるような安らげる場所」を目指す。難病、難聴を対象にした会合は全国的にも珍しいという。【蒔田備憲】 会の名称は「なんでの会」。「難病」「難聴」の「難」と、「なぜ難聴、難病に」という言葉を掛けた。 鈴木さんは東京都難病相談・支援センターの相談員として働く傍ら、手話を習得。2010年から手話交流会も開催してきた。そこで難病を抱えながら難聴にもなった人と出会い、「なんでの会」の発足を思い立ったという。昨年9月から都内の公共施設を使って月
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
失語症とは、話す、聞く、読む、書くなどが難しくなってしまう症状です。脳卒中による脳の損傷などで起こります。失語症がある人のコミュニティ参加が生活の質や健康に影響するかが調べられました。 ◆ 失語症があるときのコミュニティ参加 今回の研究では、脳卒中が原因で失語症となってしまった患者30人が対象となりました。対象者はコミュニティ参加、うつ症状、生活の質を調べるアンケートに答え、42人の比較対象となる健康な人と比べられました。 ◆ 失語症ではコミュニティ参加が減少、うつになる可能性も コミュニティ参加質問票の社交性の項目と、うつ症状スコアにわずかな相関関係が見られました。 脳卒中が原因で失語症を持っている人のコミュニティ活動への参加はわずかでした。 脳卒中が原因で失語症を起こした人たちはコミュニティ活動への参加が減ってしまい、うつになる可能性も考えられます。 脳の損傷が原因で失語症が起きた人た
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