先進的なブラウザ開発で知られるOpera Softwareが、中国企業コンソーシアムの買収提案を受け入れた。 ウェブブラウザOperaをリリースしているノルウェー企業Opera Softwareは、中国企業のコンソーシアムによる買収提案を受け入れ、株式の売却を決定した。1株あたりの価格は71ノルウェークローネ(約928円)で、全株式が売却された場合、買収総額は約104億クローネ(約1360億円)となる。 コンソーシアムによる買収提案は2月にOpera Softwareの取締役会で承認され、株主に対して5月24日までにすべての発行済み株式を売却するように勧めていた。この期限までに、91.4パーセントの株式の売却が決まり、コンソーシアムによるOpera Softwareの買収は成立の見込みが立った。最終的には他の条件を確認したコンソーシアム側が公告を出すことになる。 Operaは1996年に公
Webブラウザ「Opera」のメーカー、Opera Softwareが身売りを含む戦略的な選択肢の検討を開始したと発表した。年内には検討の結論を出すとしている。 ノルウェーOpera Softwareは8月7日(現地時間)、身売りを含む戦略的な選択肢の検討を開始したと発表した。アドバイザーにABG Sundal CollierおよびMorgan Stanley Internationalを起用した。 年内には結論が出る見込み。 Operaが同日発表した第2四半期(4~6月)の業績予測は、アナリスト予測を下回る45%増の1億4600万ドル。2015年通年の売り上げ予測を従来の6億3000万ドル~6億5000万ドルから6億~6億1800万ドルに引き下げた。 Operaは売り上げ不振の原因をモバイル広告事業が予想より伸びなかったこととしている。
現代のブラウザ戦争が本格的に始まったのは2004年のことだ。Mozillaの「Firefox」が2004年、「Internet Explorer」(IE)の完全かつ絶対的な市場支配に戦いを挑み、それから5年足らずでユーザー数を0人から数億人に伸ばすことに成功した。 Googleも2008年、「Google Chrome」ブラウザを発表して、それに続いた。Chromeは2012年にはFirefoxに追いついた。 この戦いは2014年に遂に終結したのかもしれない。 この10年間で多くのことが変わった。現在、モバイルデバイスの台数は従来のPCを上回っており、デスクトップブラウザの重要度はモバイルウェブクライアントやアプリに大きく劣るようになってしまった。現在の主要なプレーヤーは、Appleのモバイル版「Safari」とGoogleのChromeだ。Mozillaは大きな過渡期を迎えており、Mic
米Mozillaは2010年7月1日、Firefox向けの機能拡張ソフト(アドオン)「Firefox Sync」(旧称Weave Sync)の最新バージョン1.4を公開したことを明らかにした(Mozilla Japanのブログ記事)。Firefox Syncは、複数のパソコンやスマートフォンでFirefoxのブラウザーデータを同期できるようにするアドオン。Mozillaのサーバーを介して、Firefoxのブックマークやパスワード、閲覧履歴、フォーム入力履歴などを同期する。バージョン1.4では日本語へのローカライズが行われており、より使いやすくなったとしている。 Firefox Syncの便利な点は、自宅や勤務先、モバイル用のパソコンなど複数のパソコンを使っている場合でも、一つのパソコンでFirefoxの設定を施してしまえば、その設定をサーバー経由で他のパソコン上のFirefoxに反映できる
Operaブラウザの新機能「Opera Unite」を悪用した「Uniteボットネット」が開発される恐れがあると、Sunbelt Softwareは予想する。 PCにサーバ/クライアント機能を持たせるOperaブラウザの新機能「Opera Unite」について、セキュリティ企業のSunbelt Softwareが「ボットネットに利用される恐れがある」と警鐘を鳴らしている。 Uniteは基本的にOperaブラウザ用ウィジェットシステムの拡張機能であり、ユーザーはブラウザにサーバ機能を持たせて、ブログやファイルを友人にアクセスしてもらえるよう設定できる。 しかし、「ユーザーが意図せず自分のファイルシステムへのアクセスを許してしまうことはないのか」と、Sunbeltは疑問を投げかける。 OperaのウィジェットはOpera以外からも提供されており、単なるローカルウィジェットに見せかけておきながら
ノルウェーのOpera Software ASAは5日(現地時間、以下同)、タブ切り換え型Webブラウザー「Opera」のv8.54 日本語版を公開した。主な変更点は、脆弱性対策のため同梱の「Flash Player」プラグインがv7.0.63.0へ更新されたこと。 米Adobe社は3月14日に、特別な細工が施されたSWFファイルを読み込むと、任意のコードが実行される致命的な脆弱性が「Flash Player」に存在することを発表しており、「Opera」v8.53に同梱された「Flash Player」v7.0.61.0は、同脆弱性の影響を受ける。そのためOpera社は、ユーザーにv8.54への早急のアップデートを推奨している。 そのほか、Webメールサービス“Gmail”でメールを開けないことがある不具合が修正されたほか、動作の安定性の向上が図られた。 「Opera」はWindows 9
ソフトウェアを収入源にする方法が多様化する、という流れがいくつかのベンダから発生しているようだ、ということを前回のエントリで書きました。今回もその続きです。 12月7日の日経産業新聞によると、無料配布されているWebブラウザのOperaは、その検索機能を経由してGoogleへトラフィックを誘導することで、Googleから得られる収入が数カ月以内にはパッケージの収入を上回る、とのこと。 以前、Operaの無料版では画面内に広告が表示されていて、広告表示を取り去るには有償版の購入が必要でした。しかし、オペラ社は今年の9月20日に無料版から広告を取り去ると発表し、有償版の販売も止めました。いままで有償版として提供されていたものが無料でダウンロード可能になったため、無料版の人気は急上昇したそうです。 無料版Operaから広告を取り去ったとき、私は「これでOperaがシェアを取ったとしても、どうやっ
デンマークSecuniaは現地時間11月16日,Internet Explorer(IE)やOperaにステータス・バーを偽装できる問題(弱点)が見つかったことを明らかにした。スクリプトを使わずに,画像に張られたリンク先を偽装できる。 【11月18日追記】Secuniaは現地時間11月17日,Webブラウザ「Safari」にも同様の問題があることを,明らかにした。【以上,11月18日追記】 リンクが張られた画像ファイルをWebブラウザで表示させた場合,その画像部分にマウス・カーソルを当てると,リンクの飛び先がブラウザのステータス・バーに表示される。スクリプトを使えば,ステータス・バーの表示を任意に変更できるものの,スクリプトを無効にしていれば,ステータス・バーには飛び先のURLが表示される。 今回見つかった問題は,スクリプトを使わずに,実際の飛び先とは異なるURLをステータス・バーに表示で
ノルウェーのウェブブラウザメーカーOperaは米国時間7日、人気の高いPtoPファイル交換用ツール「BitTorrent」をサポートする新しいテストバージョンをリリースした。 一方、FirefoxウェブブラウザでBitTorrentのサポートを目指すMozillaも負けずに作業を進めているが、まだソフトウェアの公開には至っていない。 両プロジェクトの動きは、BitTorrentの正当性を大きく高めるものといえる。この技術は、著作権侵害との関連からこれまであまりよい評価を受けていなかったが、このところ完全に合法的な目的で使われることが多くなっている。 「BitTorrentには以前から注目しており、そのプロトコルを調べたところ、ファイルのダウンロード用として優れていることが分かった」と、OperaのChristen Krogh(エンジニアリング担当バイスプレジデント)は述べ、さらに「ほかのダ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く