【上原佳久】早川書房は、日本のミステリーやSF作品を英訳し、海外向けに電子書籍として配信する事業に今秋にも乗り出す。日本の作品を英訳配信することで、米ハリウッドでの映画化などにつなげることが狙いだ。 米アマゾン社の電子書籍販売サイト「キンドルストア」などで配信する予定。現在、皆川博子著「開かせていただき光栄です」、小川一水著「天冥の標」など5点の翻訳を進めている。 日本のミステリーの海外での人気は近年、高まっており、早川書房が出版した日本の作品について、米映画会社から映像化を打診する問い合わせが増えてきたという。電子書籍配信によって海外に作品を知ってもらう機会を増やし、映像化につなげたい考えだ。 同社の山口晶・編集本部長は「英訳すれば、英語圏以外の映画関係者の目にもとまりやすくなる。映像化権ビジネスになると期待している」と話した。
出版デジタル機構が、凸版印刷傘下で電子書籍取次最大手のビットウェイを買収。国を挙げての出版業界再編に舵を切るか。 出版デジタル機構は5月30日、凸版印刷の完全子会社で電子書籍取次最大手のビットウェイの全株式を取得し、同社を完全子会社とすることを発表した。近い将来統合することを前提としたもの。 出版デジタル機構は、電子書籍の普及促進を目的に2012年4月に設立。官民出資の投資ファンドである産業革新機構の出資なども受け、経済産業省の「緊デジ」事業などと連携しながら書籍の電子化を推進してきた。こうした取り組みにより電子化された作品を各電子書店に配信する動きは2013年4月から本格化している。 一方、ビットウェイは2013年2月に事業をリテール事業と取次事業に分割、リテール事業をBookLiveが吸収、取次事業は新会社とする公告が出されていた。eBook USERではこれを紹介した記事で出版デジタ
Just another blog about manga, anime, video games, models, and the life of Dan Kanemitsu. 商業作品の「二次創作物」を発行・販売プラットフォームとして話題に上ったKindle Worlds。アマゾン社が大手メディア会社と契約し、既存の作品のキャラクターや世界観を活用した新たな作品を第三者が執筆し、電子書籍として販売するビジネスモデルです。アマチュア・プロを問わず誰でもアマゾンを経由して「同人誌っぽい」作品をアマゾンに納品。これら作品は電子書籍としてKindleを通して一般の読者に広く提供され、その売上は原作者(権利元)・アマゾン・作者の間で配分にされる。 夢物語ようなシステムですが、果たしてどうでしょう。 まずここで気をつけないといけないのはこのサービスを国内で紹介した多くの方々が「二次創作」や「同人誌
FC2が電子書籍の取り扱いを開始した。一般小説やコミックを拡充させ「Kindleやkoboといったマーケットと同様のラインナップを目指す」。 FC2は5月23日、電子書籍の取り扱いを始めた。アダルトコミックなどは以前から販売していたが、新たに一般小説やコミックなどを取りそろえ、「Kindleやkoboといったマーケットと同様のラインナップを目指す」(FC2電子書籍事業代理店・Greenromp)という。 FC2ユーザーがコンテンツを販売・購入できる「FC2コンテンツマーケット」で事業を展開する。電子書籍を買うだけでなく、販売することも可能。売り上げはレベニューシェアで、初期費用は無料。作品はPDFや専用ビューワで閲覧できる。 コンテンツホルダーの権利保護などの観点から、作品にはFC2の公認マークを付与するとしている。なお、同マーケットのアダルトコーナーは、2次創作であることが明白なコンテン
積読とは、本を購入して読まずに積んでおくこと 日本語俗語辞書 Kindle Paperwhiteを購入してからなんだか小説を買うだけ買って積読するようになったけど、電子データだからストレスが無くて困る / “Kindle Paperwhiteを購入してからなんだか小説をたくさん読むようになった …” htn.to/QgGz2D— chordal・modalさん (@ocelot2nd) 11月 30, 2012 Kindle Paperwhiteを購入してからなんだか小説をたくさん読むようになった/goryugo.com このエントリーを読んで付けたぶコメなんだけども。 なんか色々と違和感があるのは、なんか本とか活字のコンテンツに対するスタンスが全く違う文化に対する違和感なのかもなぁ、と思ったり。 図書館は一切利用しない。 図書館での「借りる」行為は、対価が発生しない。 それは気持ちが悪い
【赤田康和】作家や出版社の一部に敵視されている状況を解消したいと、紙の本を裁断・スキャンして電子書籍化する「自炊」の代行業大手ブックスキャン(本社・東京)は、データ流出防止などを代行業者に義務づける業界ルールをつくる方針を固めた。同業3社と15日、ルールの検討をする業界団体の準備会も設立する。 データ管理を徹底し、「本が売れなくなる」という作家ら著作権者の批判を解消する狙い。(1)届けられた紙の本をスキャン後に溶解処分(2)電子化したファイルを代行業者が使い回さない(3)納品後にネット上に流されないようユーザー情報をファイルに埋め込む、ことなどを代行業者に義務づけることを検討する。 代行業者は現在30~40社という。来月中にも業界団体「日本蔵書電子化事業者協会(仮称)」をつくって賛同を呼びかけ、統一ルール策定をめざす。著作権者の団体に自炊代行を正式に容認してもらえるよう、対価の支払いも検討
【赤田康和】作家や出版社の一部に敵視されている状況を解消したいと、紙の本を裁断・スキャンして電子書籍化する「自炊」の代行業大手ブックスキャン(本社・東京)は、データ流出防止などを代行業者に義務づける業界ルールをつくる方針を固めた。同業3社と15日、ルールの検討をする業界団体の準備会も設立する。 データ管理を徹底し、「本が売れなくなる」という作家ら著作権者の批判を解消する狙い。(1)届けられた紙の本をスキャン後に溶解処分(2)電子化したファイルを代行業者が使い回さない(3)納品後にネット上に流されないようユーザー情報をファイルに埋め込む、ことなどを代行業者に義務づけることを検討する。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
電子書籍には様々な夢がかつて詰まっていたが、その夢の中の一つに「絶版のない豊富なラインナップ」というものがあった。 紙の書籍では入手困難なタイトルでも電子書籍ならば手に入れることが出来る。そんな世の中になるのではないか、と。 それは夢とは違った少々後ろ向きな形で実現されるような気がしたけれど、そんなことはなかったぜ、というのがこの文章の言いたいことである。 1:各社、今までよりも積極的に電子書籍に参入し始める 2:人気のある作品(人気があるので紙の書籍でも手に入る)や、最近出た新刊を電子書籍でも展開 3:紙と電子、両方で展開したタイトルの中には、当然売上的に散々なものも出てくる 4:数年たち、紙の本の在庫がなくなり「品切れ重版未定」の商品がでてくる 5:復刊する気はさらさらないが、めんどくさいから電子書籍はわざわざ引き上げない 6:かくして、紙の本はとうに無くなったが電子書籍は残っていると
スキャン代行サービスを手掛ける「50SCANNER」の運営者が著作権法違反(譲渡権の侵害)の疑いで逮捕された。スキャン代行サービスそのものではなく、データの流用が疑われてのもの。 長崎県警は5月1日、神奈川県の20代男性を著作権法違反(譲渡権の侵害)の疑いで逮捕したことを報道資料で明らかにした。漫画家空知英秋さんの「銀魂(ぎんたま)」45巻分の電子データを記録したDVD1枚を東京都内の40代会社員に1万円で販売した疑い。 この報道資料はWeb上ではその詳細が確認できなかったため、長崎県警察本部生活安全部生活環境課サイバー犯罪対策係に電話で問い合わせたところ、確かにその発表が行われていることを確認できた。 逮捕された容疑者は紙書籍の裁断・データ化をユーザーに代わって行うスキャン代行サービス「50SCANNER」を運営。スキャン代行サービスについては、これが著作権侵害に当たるかは現行の著作権法
昨日、「自炊代行」業者が著作権侵害容疑で逮捕されたというニュースが流れました。当初流れたニュースでは、情報が十分でなかったために、本来的な自炊代行行為(顧客が送った本をスキャンし、本は廃棄して、電子化データを返却)によって逮捕されたのか、それとも自炊代行業者がやっていた別件の著作権侵害行為によって逮捕されたのかがはっきりしませんでした。 しかし、ITmedia eBook USERの取材によればどうやら後者であるようです。「大人買い電子化サービス」と銘打ったサービスが実質的には勝手にスキャンしたPDFの販売でしかないと判断されたようです。 確かに、問題となったサイトを見ても、少なくとも「大人買い電子化サービス」というサービスについては自炊でも何でもなく、単にマンガのPDF化されたファイルを結構なお値段で売っているようにしか見えません。また、会員登録特典として「ハンター×ハンター1巻〜10巻
「同僚が買った本がヤバい(校正的な意味で)」ということで、「20年以上この業界にいますがこんな本は初めて見ました」「もしウチがやったら全額負担で刷り直しレベル」と書かれてしまうほどのレベルに至ってしまった書籍が学研ムックの「自然農法で野菜づくり」です。 学研ムック『自然農法で野菜づくり』 | 学研出版サイト http://hon.gakken.jp/book/1860666500 どれぐらいヤバいかというと、パラパラと流し見をしただけでも以下のようなものが発見されてしまうレベルとなっており、検証画像がアップロードされています。 「もしウチがやったら全額負担で刷り直しレベル」ということで、「ここに文章が入りますここに文章が入りますここに文章が入りますここに文章が入りますここに文章が入りますここに文章が入りますここに文」のダミーテキストそのまんま。 「ちょんちょんが両方閉じ」 「コロンなのか二
誰でも電子書籍を販売できる! そんなアマゾンの革命的サービス「キンドル・ダイレクト・パブリッシング」(以下KDP)が日本でもスタートした。手軽に自費出版できるのがウリだが、怪しげなタイトルも散見されるキンドルストア。新手の市場にうごめく魑魅魍魎の正体とは? ◆Amazonで自著を簡単に出版&販売OK! 誰でも電子書籍を販売できる! そんなアマゾンの革命的サービス「キンドル・ダイレクト・パブリッシング」(以下KDP)が日本でもスタート。本場である米国では、早くも処女小説で1億ドルを売り上げた書店員作家が生まれたなんてサクセスストーリーも飛び出している。なにしろ、印税が35%~と紙の書籍に比べて非常に高いこともあり、個人ユーザーからの注目度も高いのは当然だ。現在、キンドルストアには「電子書籍が簡単に作れる」といったハウツー本がいくつも販売されており、個人向けの市場への期待が窺える。 しかし、一
アマゾンのキンドルでカテゴリー別のランキングで使いにくくないですか? Kindleストア › Kindle本 › 歴史・地理 と見ていくと 1位が 「めちゃモテ!口説き術〜オンナが堕ちる35の法則〜」 倉科遼 (2013/4/21)¥ 250 どっ、どっ、どこのどこらへんが「歴史・地理」?! 2位が 「京都、紅葉の一日。」梶原 圭祐 (2013/2/22)¥ 200 ギリギリ許容範囲、でも歴史で検索して欲しい本ではないと思う。 3位は 「深夜特急1―香港・マカオ― 」(新潮文庫) 沢木耕太郎 (2012/7/1)¥ 400 いや、まあこれ面白いんですけど、でも違う。。。 5位の「RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女」(角川文庫) 荻原 規子 (2013/2/7)¥ 540 Kindle版なんて、 NOーーーーーーー!世界遺産って言葉にひっかかっただけでしょ。これ小説です。 それっぽ
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