【ソウル=箱田哲也】韓国合同参謀本部は7月31日、韓国西側にある離島の海岸で、木製の箱に入った北朝鮮製の地雷が見つかったことを明らかにした。爆破処理をし、さらに捜索を続けている。対岸にある北朝鮮の開城では7月中旬から記録的な豪雨に見舞われており、この影響で韓国側に流れ着いた可能性があるという。 同本部によると、30日夜に釣り客の通報で1個の木箱を発見し、その後の捜索で計8個が見つかった。このうち6個に地雷が入っており、すべて爆破処理した。縦20センチ、横9センチ、高さ4センチの木箱型の地雷で、ふたを開けると爆発する仕掛けになっていた。北朝鮮が非武装地帯周辺で集中的に埋めている地雷だという。