アメリカ国防総省は、アメリカ軍の爆撃機などが北朝鮮の東方沖の国際空域を飛行したと発表し、北朝鮮に対し、軍事的な選択肢があることを示し、強くけん制する狙いがあります。 国防総省は今回の飛行について、「今世紀にはいって爆撃機などが北朝鮮沖の最も北側まで飛行した」としています。 国防総省のホワイト報道官は「北朝鮮の脅威を打ち負かすために多くの軍事的な選択肢があることを見せて、アメリカの決意を示すものだ」と述べました。 トランプ政権は北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源を絶つための制裁を強化する一方で、外交的な努力が失敗すれば軍事的な選択肢をとる可能性もあると高官が繰り返し表明していて、今回の爆撃機の飛行も北朝鮮を強くけん制する狙いがあります。