8月28日、ソフトバンクグループ(SBG)は、保有する通信子会社のソフトバンクの株式を同日の終値ベースで最大約1兆4700億円分売り出すと発表した。写真は都内で2015年5月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai) [東京 28日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>は28日、保有する通信子会社のソフトバンク<9434.T>の株式を同日の終値ベースで最大約1兆4700億円分売り出すと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の第2波、第3波に備え、手元資金を拡充する。SBGによる4.5兆円の資産の売却・資金化の計画の一環で、今回の売り出しで同計画は完了する。 SBGはソフトバンク株について、需要動向を踏まえて追加で売り出す分を含め最大で発行済株式総数の21.7%に当たる約10億2800万株を売り出す。SBGの所有割合は62.1%から売り出し後には40.4%に