こんな記事が先週話題になっていた。 流し読みすると一見よくある「妻の言うことを聞いてばかりでも不満が溜まっていくだけだった!」みたいな内容なのだが、実は本質はまったく別の所にある。その正体は、現代社会において度々発生する物事のパッケージング問題だ。たとえば、以下のようなケースをよく耳にしないだろうか。 自分は率先して家事をやったのに、妻の小言が増える一方だった。(今回のケース) 積極的に育児に関わってきたはずなのに、妻からはそう思われていない。それどころか、子供も妻に懐いている。 先陣を切って精力的に仕事をやったのに、上司や同僚からの評価が低い。あいつらはちゃんと俺を見ていない。 閑散期に深夜まで残っているプログラマーがいる一方で、定時に帰宅しているプログラマーもいる。しかも、前者の方が優秀なプログラマーなのに。 彼はよく家事を手伝ってくれるけど、どうも思いやりが足りない。(逆のケース)