ことし9月に開幕するラグビーワールドカップ日本大会の招致に尽力した日本ラグビー協会の森喜朗名誉会長が、名誉会長の職を辞任することになりました。 それによりますと、森名誉会長は17日夜、都内で開かれた日本ラグビー協会の理事会の会場を訪れ、「名誉会長の職を辞したい。ワールドカップのレガシーを残していくのは日本協会だ。若い理事がたくさんおり、さらに引っ張っていってほしい」と話したということです。 元総理大臣で東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長を務める森名誉会長は、2005年から10年間、日本ラグビー協会の会長としてアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップ日本大会の招致を成功させ、その後、名誉会長に就任しました。 ワールドカップの開催を目前に控えた中で名誉会長を辞任することについて坂本専務理事は「唐突なので驚いている。ワールドカップについてはご協力いただけるとはおっしゃっていた