TwinFinは、同社製品として初めて業界標準のブレードサーバー、ストレージをベースに構成したアプライアンスサーバー。従来のNPSでは、汎用の部品は使いつつもハードウェアを独自に設計していたが、それらで培った独自技術と、IBM製の標準的なハードウェアを組み合わせて製品を構成している。基本となるプラットフォームを独自開発から汎用品ベースに変更した理由を、代表取締役のダグラス・エッツェル氏は「CPUやディスクなどで、基本技術の進歩があったから。10年前の開発当時は、熱や消費電力を考えるとIAのCPUは使えなかったが、消費電力が減り性能が向上し、ようやく利用できるようになった」と説明する。 従来のNPSでは、CPU、FPGA、HDDを備えた独自開発のブレード「SPU(Snippet Processing Unit)」によって、ストレージからデータを読み出すのと同時に、ストリーム処理で分析を実施。