韓国の道路をとらえた防犯カメラの映像。 画面奥から手前に向けて、霧のような白い気体が広がっていく。 この気体があたり一面を覆い尽くした次の瞬間、大きな爆発が起こった。 周辺に大きな被害を出したこの爆発は、なぜ起きたのだろうか。 これは、ドライブレコーダーがとらえた爆発事故の瞬間。 画面奥で爆発が起きたあと、炎があっという間に広がり、あたり一帯が火の海と化した。 現場は、2018年にオリンピックが開催された韓国の平昌(ピョンチャン)。 爆発は元日の夜9時ごろに起きた。 事故発生前の映像では、画面奥から白い気体が徐々に広がっていく様子が確認できる。 この気体の正体は、近くのガススタンドから漏れ出した“LPガス”。 このガスが、あたり一帯を覆い尽くしたあとに爆発が起きた。 ガススタンドから200メートル以上離れた場所の映像を見てみると、画面左側が明るくなると同時に、爆発音が聞こえる。 近隣住民「