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「ほとんどの時代で、大きなおっぱいが魅力的とされてきたのは事実です」 こんなガセネタがツイートされていた。 地域名が記されていないが、我々が所属している文化圏、欧米や日本のことだろう。 改めて、調べなおしてみた。 10本以上巨乳フェチゲームをつくり、10冊以上巨乳フェチ小説を書いてきた巨乳の専門家として断言しよう。 事実ではない。 「ほとんどの時代で魅力的」というのは嘘である。 古代オリエントでは、巨乳がもてはやされていたのはわかっている。『旧約聖書』の雅歌には、こんな詩が収録されている。 「何と美しいのか、 何と快いのか、 愛よ、喜悦の娘よ。 君のこの立っている姿は、 なつめ椰子のようだ。 君の乳房は、その実の房。」 (雅歌7章6-9節、『ルツ記 雅歌 コーヘレト記 哀歌 エステル記』岩波書店) 君の乳房はなつめやしの実と言うくらいだから、相当の巨乳だったはず。それを賞揚しているというこ
19世紀の終わり頃、若者はエスコートカードを手渡してデートの申し込みをしていた。このカードには「ご自宅までお送りしてもよろしいでしょうか」と書かれている。(Photograph Courtesy Alan Mays) 19世紀米国の上流階級が集まるダンスホールで、素敵な女性を見つけた男性が取る行動は3通りあった。1)誰か地位のある立派な人物に仲介を頼む、2)直接話しかけて彼女の付添人(お目付け役)の怒りを買う、3)あるいはイラストやジョークが印刷された小さなカードをこっそりと手渡して、家まで送り届ける許可をもらうか。(参考記事:「アスパラガスは19世紀のバイアグラだった」) この小さなカードは、「エスコートカード」、「出会いカード」または「おしゃべりカード」などと呼ばれ、社交界のお堅いしきたりをすり抜けた出会いのきっかけとして、19世紀の独身男女によく利用されていた。カードには、「ご自宅ま
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