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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (159)

  • 221年ぶりに周期ゼミの2集団が同時に大量発生、江戸時代以来

    セミのなかには、毎年姿を現すものもあれば、一定の周期でしか姿を現さない「周期ゼミ」もいる。2024年の春は、米国の南東部から中西部で、周期ゼミの2つの大きな集団が同時発生する見込みだ。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 2024年の4月下旬から6月にかけて、米国の南東部から中西部で、200年の時を超えて大自然の交響曲が奏でられる。周期ゼミの2つの集団が221年ぶりに同時に姿を現しはじめるのだ。「今年はとても重要な年になるでしょう。神秘的で驚くべき出来事です」と、「虫博士」として知られる米ミズーリ大学のタマラ・リオール氏は言う。(参考記事:「17年ゼミの大発生始まる、動物たちの反応は?」) 221年ぶりなのは、2つの集団の周期がそれぞれ13年と17年だから。前回同時に姿を現したのは1803年のこと。米国大統領はトーマス

    221年ぶりに周期ゼミの2集団が同時に大量発生、江戸時代以来
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    yamadar 2024/03/19
    100デシベルはヤバい。「電車が通る時のガード下」の音量がずっと続く。聴覚機能に異常をきたすレベル
  • 見事なヒスイの石仮面を古代マヤの王墓で発見、「闇の時代」に光

    翡翠(ヒスイ)のモザイクでできた小さな仮面。目と歯にはウミギクガイの殻が使われ、嵐の神を表している。紀元350年ごろにチョチキタムに埋葬された王の胸の上に置かれていた。(PHOTOGRAPH BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO) チョチキタム遺跡は、中米グアテマラのヤシの木が茂る熱帯雨林の中、落ち葉と石の塊に埋もれた場所にある。これまでほとんど知られていなかったこの遺跡は、考古学的な大発見が起こるような場所にはとても見えないかもしれない。ましてや、長い間、研究者たちを悩ませてきた闇の時代の手がかりが見つかるとは、誰も考えなかったはずだ。 しかし、それが現実になった。この場所で、翡翠(ヒスイ)を組み合わせて作ったミステリアスな仮面が発見されたのだ。これまで知られていなかったマヤの王のものだと考えられている。(参考記事:2024年3月号特集「ベールを脱ぐ古代マヤ」) 調査を率い

    見事なヒスイの石仮面を古代マヤの王墓で発見、「闇の時代」に光
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    yamadar 2024/03/07
    私はスプリガン派です
  • コロナ後遺症の「だるさ」、筋肉にまで根深いダメージ、最新研究

    イタリア、ASL3ジェノバ心臓リハビリテーション科でリハビリを受ける新型コロナ後遺症患者。同科では2020年から、新型コロナウイルス感染症で入院した患者のためのリハビリテーションプログラムを実施している。(PHOTOGRAPH BY MARCO DI LAURO/GETTY IMAGES) 新型コロナウイルス後遺症(罹患後症状)の患者の多くは、主な症状として運動機能の低下を訴える。心身に負荷をかけすぎた後は激しいだるさ(倦怠感)に襲われて、その繰り返しにより病状が悪化するおそれがある。「運動後(労作後)倦怠感」(PEM)として知られるこの症状は、「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」(ME/CFS)の特徴的な症状でもある。 このほど、新型コロナ後遺症患者にみられる倦怠感に一つの説明を与える論文が2024年1月4日付けで学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表された。新型コロナ後遺症の患

    コロナ後遺症の「だるさ」、筋肉にまで根深いダメージ、最新研究
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    yamadar 2024/02/22
    『近所を散歩したり、シャワーを浴びたり、家事をしたりといった日常的な活動で、アスリートがマラソンの終盤で初めて経験するような限界に達してしまう』
  • オオアナコンダの新種を発見、“世界最重のヘビ”に衝撃の事実

    最近の新たな研究により、オオアナコンダはヒトとチンパンジーの間よりも遺伝的差異が大きい2種に分けられることが明らかになった。写真はエクアドルのヤスニ国立公園で撮影された、今回新種とされたキタオオアナコンダ(Eunectes akayima)。頭にヒツジバエ科のハエが止まっている。(PHOTOGRAPH BY KARINE AIGNER/NATUREPL.COM) 世界で最も重いヘビが大きな秘密を隠していたことが明らかになった。2024年2月16日付けで学術誌「MDPI Diversity」に掲載された論文によれば、南米にすむオオアナコンダ(Eunectes murinus、英名Green Anaconda)は、実際には遺伝的に異なる2つの種に分けられることがわかった。両種の見た目は非常に似ているため、専門家でさえ区別できないほどだ。 「遺伝的には、違いは非常に大きいです」と、ナショナル ジ

    オオアナコンダの新種を発見、“世界最重のヘビ”に衝撃の事実
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    yamadar 2024/02/22
    進化の収斂で姿形が似たのかな。SFの人型異種族みたいだ
  • 古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠

    スキタイ人の墓から出土した2400年前の皮や毛皮の断片47個のうち、少なくとも2つが人間のものだったことがわかった。(PHOTOGRAPH COURTESY MARINA DARAGAN) 古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、2400年以上前に、騎馬遊牧民のスキタイ人は人間の皮を使って矢筒を作ると書き残した。これまで疑問視されることが多かった記述だが、このたび、それが事実だったことが確認された。2023年12月13日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された論文には、「この調査結果によって、ヘロドトスのおそろしい主張が裏付けられたものと考える」とある。 ヘロドトスによると、スキタイ人は最初に殺した人間の血を飲んだり、頭皮を集めたりしていた。「死んだ敵の右手から、皮や爪などあらゆるものを集め、矢筒のカバーにする者も多い。人間の皮は厚く、光沢があるので、あらゆる動物の皮の中で一番明るく白いとも

    古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠
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    yamadar 2024/02/14
    トラクス無双はヒストリエで印象的だったシーンの一つだわ
  • 人間に蜂蜜のありか教える鳥、地元の鳥寄せ声を聞き分けると判明

    モザンビークでノドグロミツオシエを放す研究者。この鳥は東アフリカでは野生のミツバチの巣から蜂蜜を集める人間と相利共生の関係を築いており、野生動物と人間が協力し合う数少ない事例のひとつとされている。(PHOTOGRAPH BY THOMAS PESCHAK) 野生のミツバチの蜂蜜を手に入れるのはたいへんだ。巣は木の枝やうろに隠されていてなかなか見つからないし、ミツバチたちは巣を守るために攻撃してくる。しかし、アフリカの蜂蜜ハンターたちは、ノドグロミツオシエという小さな茶色い鳥の力を借りて、ミツバチの巣を見つけている。ミツオシエはハンターをミツバチの巣に案内し、ハンターは煙や道具を使ってミツバチの攻撃を抑える。こうしてハンターは蜂蜜を手にし、ミツオシエは主である蜜蝋にありつくことができる。(参考記事:「野鳥と人が蜂蜜めぐり「共生」、科学的に解明」) 科学者たちは長年、人間とノドグロミツオシエ

    人間に蜂蜜のありか教える鳥、地元の鳥寄せ声を聞き分けると判明
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    yamadar 2024/01/22
    「野生の動物や鳥に導かれて森を歩くのは、神話的というのに近いものがあります」「人間が世界の中でどのように道を切り開くかについて、より広い可能性に気づくことができます」
  • 黒い深海魚、99.9%の光を吸収と判明、闇に紛れる

    ムラサキホシエソ(Echiostoma barbatum)。東大西洋の生息地は水深3000メートルを超える。(PHOTOGRAPH BY SONKE JOHNSEN) どこまでも暗い海の中で、闇に紛れて身を守る魚たちがいる。一体どのような方法で彼らは“無”に溶け込んでいるのだろうか? 深海生物を専門とする米デューク大学の海洋生物学者ソンケ・ヨンセン氏と、米スミソニアン自然史博物館のカレン・オズボーン氏は、深海に暮らす“スーパーブラックフィッシュ”が効果的に身を隠す巧みな方法を突き止め、統合比較生物学会の年次総会で発表した。魚たちは皮膚の複雑なナノ構造で光子を捕らえ、体に当たった光をほぼすべて吸収しているのだという。 ホウライエソなどの深海生物は、さえぎるものが何もない海で身を隠すため、より黒く進化している。(参考記事:「深海でじっとしていると長生きに、最新研究」) 光のあるところで「彼らを

    黒い深海魚、99.9%の光を吸収と判明、闇に紛れる
  • 【研究室】「研究室」に行ってみた。 行動遺伝学・教育心理学 安藤寿康

    見た目はホントにそっくりな双子。それってつまり遺伝子が100%同じ一卵性双生児なわけだけど、性格や気質も見た目ぐらい同じなの? 違うとしたら、どのぐらい? もっと言うと、個人の形成に遺伝と環境はどんなふうにかかわっているのだろうか――。双子を対象として、遺伝と環境が人間に与える影響を調べる「双生児法」により、これまで7000組以上の双子を調査してきた安藤寿康先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人/写真=的野弘路) 第1回 遺伝か環境か、それがモンダイだ 2012年1月23日

    【研究室】「研究室」に行ってみた。 行動遺伝学・教育心理学 安藤寿康
  • 第2回 「知能指数は80%遺伝」の衝撃

    見た目はホントにそっくりな双子。それってつまり遺伝子が100%同じ一卵性双生児なわけだけど、性格や気質も見た目ぐらい同じなの? 違うとしたら、どのぐらい? もっと言うと、個人の形成に遺伝と環境はどんなふうにかかわっているのだろうか――。双子を対象として、遺伝と環境が人間に与える影響を調べる「双生児法」により、これまで7000組以上の双子を調査してきた安藤寿康先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人/写真=的野弘路)

    第2回 「知能指数は80%遺伝」の衝撃
  • 第3回 パーソナリティも遺伝で決まる?

    1996年、ある特定の遺伝子と、特定のパーソナリティとの関係を明らかにする一大発見が発表された。それも、一気に2つの遺伝子(群)が特定されたということで、「遺伝と環境」に興味を持つ関連領域は大騒ぎになった。 なお、パーソナリティは、心理学の用語としてカタカナのまま使われることが多いようで、定義も研究者によってまちまちだ。日常的な言葉としては、性格とか気質、といったものに近いのだろうがこれらも心理学の言葉としてそれぞれ使われるから紛らわしい。ここでは、カタカナのままにしておく。 1996年の大発見のうちのひとつは、このようなものだ。 「DRD4という遺伝子がありまして、これはドーパミン(脳内に存在する神経伝達物質のひとつ)の受容体に関するものだと分かっていました。それが、心理学的なパーソナリティのひとつ、「新しいもの好き」──専門的には新奇性追求とか言われますが──と関係があることが分かった

  • 仮想の自宅で「物を捨てる練習」、ためこむ人に効果あり、研究

    ためこみ症に悩む一人暮らしの男性。自宅アパートで。(PHOTOGRAPH BY ARNAUD CHOCHON, HANS LUCAS/REDUX) 古新聞や古着をはじめ、たいした価値がないのに物を捨てられず、生活に支障が出るほどためこんでしまう。そんな「ためこみ症」の治療に、片付けの爽快感や恩恵を仮想現実(VR)の世界で体験することが効果的という研究結果が発表された。「シミュレーションによって、ためこみ症の患者が大切にしている物を手放す練習をさせるという研究は、これが初めてです」と、医学誌「Journal of Psychiatric Research」の2023年10月号に掲載された論文の筆頭著者で、米スタンフォード大学医学部精神医学・行動科学教授のキャロライン・ロドリゲズ氏は言う。 ほとんどの人は、捨てられない大切な物を少しは持っている。しかし、精神疾患の一つであるためこみ症では、火災

    仮想の自宅で「物を捨てる練習」、ためこむ人に効果あり、研究
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    yamadar 2024/01/05
    これは良い取り組みだなぁ。汎用化すると、仮想体験による脳の回路修正・強化に使えそう
  • 1カ月の断酒が肝臓を救う 世界で広がる「ドライ・ジャニュアリー」

    1カ月にわたってアルコールを断つ「ドライ・ジャニュアリー」や「ソバー・オクトーバー」に参加している多くの人が、睡眠の改善や不安の軽減を実感している。専門家によると、肝臓や腸などの臓器にもいい効果をもたらすという。(PHOTOGRAPH BY VICTORIA JONES, PA IMAGES/GETTY IMAGES) 世界中で毎年何百万人もの人たちが、1カ月間アルコールを飲まずに過ごすことを選択している――「ドライ・ジャニュアリー(断酒の1月)」として始まったこの習慣は、今では「ソバー・オクトーバー(しらふの10月)」のような同様の取り組みへと拡大している。自身の飲酒習慣に関心を持ち、あえて飲まない「ソバーキュリアス」というライフスタイルを選ぶ人の数はどうやら、着々と増えつつあるようだ。 英国では、成人の7人に1人が2023年のドライ・ジャニュアリーに参加する計画を立てていた。また米国で

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  • 顔を失った女性、顔面移植成功で再出発を誓う | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ドナーからの摘出も含めて31時間に及んだ移植手術が終わり、集中治療室に移されたケイティ。研修医が頭をそっと支えて安定させる。目を保護するため、まぶたは縫い合わされている。顔の移植が終わっても、ケイティにはさらに何回かの手術と何カ月ものリハビリが待ち受けていた。PHOTOGRAPH BY LYNN JOHNSON 2014年3月25日、当時18歳だったケイティが恋人の携帯電話をのぞくと、そこに別の女の子へのメッセージがあった。問い詰められた恋人は別れを切り出した。傷つき、逆上したケイティは狩猟用の銃を持ち出し、トイレにこもって、自分の顎に銃口を当て、引き金を引いた。 銃弾は一瞬にして多くのものを奪った。額の一部、鼻、鼻腔、口角をわずかに残して口全体、顎と顔の前面を形作る下顎骨と上顎骨のかなりの部分……。目は残ったが、ゆがんで、ひどい損傷を受けていた。自殺未遂から5週間余り後にオハイオ州クリー

    顔を失った女性、顔面移植成功で再出発を誓う | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 心揺さぶる世紀の傑作写真、ナショジオの“その年の1枚” 2012―17年

    写真は私たちの歴史を力強く物語る。2012年から2017年までのそれぞれの年を代表する1枚をナショジオの写真編集者が選び、解説をつけた。

    心揺さぶる世紀の傑作写真、ナショジオの“その年の1枚” 2012―17年
  • 思わずワクワクする考古学の発見2023年版、古代のミイラ工房他

    2023年5月、エジプト、ギザのサッカラで古代エジプトのミイラ工房が発見されたと当局が発表した。石造りの寝台やミイラ作りの道具など新たに発見された遺物は、プトレマイオス朝と第30王朝のものだ。(PHOTOGRAPH BY FAREED KOTB, ANADOLU AGENCY/ GETTY IMAGES) 2023年は、考古学界にとって実りの多い年だった。私たちは、AIなどの技術が大発見につながる事例を目の当たりにし、科学者たちは過去に発掘された遺物に新たな光を当てることができた。 また、今年は考古学上の新たな発見が続いた1年でもあった。たとえば、エジプトのミイラ工房では、古代の埋葬技術の秘密が明らかになった。イタリアの海底に沈む2000年前の神殿は、アラビアの砂漠から来た貿易商人たちが建てたことがわかった。そして、ジャングルの奥深くに眠っていた壮大なマヤ文明の都市が、レーザー技術によって

    思わずワクワクする考古学の発見2023年版、古代のミイラ工房他
  • 珍獣サイガが奇跡の回復、絶滅寸前から190万頭に、保護活動実る

    ロシア連邦カルムイク共和国のチョルニジェムリ(Chyornye Zemli) 自然保護区に生息するサイガのオス。サイガはウシ科の動物で、社会性が高く、群れで生活している。(PHOTOGRAPH BY VALERIY MALEEV/ NATURE PICTURE LIBRARY) 中央アジアの寒帯のステップ(大草原)に生息するサイガは、巨大な鼻が特徴のウシ科の動物だ。密猟と病気の蔓延により、カザフスタン、モンゴル、ロシア、ウズベキスタンのサイガは、2003年には最も多かった時代の6%まで減少していた。しかし、12月12日に発表された最新の推定によれば、現在ユーラシア大陸には190万頭が生息しているとされ、国際自然保護連合(IUCN)は、レッドリストの分類を野生での絶滅の一つ手前である「近絶滅種(Critically Endangered)」から「近危急種(Near Threatened)」に

    珍獣サイガが奇跡の回復、絶滅寸前から190万頭に、保護活動実る
  • 歩く速さは健康に長生きできるかどうかのサイン、保つ秘訣とは

    東京の銭湯の脱衣所でストレッチをする99歳の女性。この銭湯は、特定の時間帯を高齢者の運動とレクリエーションのために開放している。高齢者に対する専門家からの重要な助言の1つは「動くのをやめないこと」だ。(PHOTOGRAPH BY NORIKO HAYASHI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 歩くことは単純な行動のように思えるかもしれないが、実はそうではない。米カリフォルニア・パシフィック医療センター研究所の科学部長である疫学者のペギー・コーソン氏はそう説明する。歩行は驚くほど複雑な行動であり、高齢者の生活の質をどうすれば高められるか探し求める研究者たちを困惑させ続けている。 「理由はまだわかりませんが、歩く速さは死亡リスクと関連しているのです」と氏は言う。歩行速度を維持できる人は長生きする可能性が高いのだ。 それだけではない。こういう人は、より健康な状態で長生きする可

    歩く速さは健康に長生きできるかどうかのサイン、保つ秘訣とは
  • 百歳超の淡水魚を2種確認、「老化しない」驚きの巨大魚の仲間

    ある研究では、高齢のビッグマウス・バッファローは若い個体より免疫系が強かった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC, PHOTO ARK) 2023年10月20日付で学術誌「Scientific Reports」に発表された最新の研究で、北米の広い範囲に生息するスモールマウス・バッファローフィッシュ(Ictiobus bubalus)とブラック・バッファローフィッシュ(Ictiobus niger)が、100年以上生きることが確認された。 栗色から青系までさまざまな色を持つこの魚は、ほんの数年前まで、20代半ばまでしか生きられないと考えられていた。しかし、2019年の研究で、体重35キログラム近くになることもあるビッグマウス・バッファローフィッシュ(Ictiobus cyprinellus)が112歳まで生きる可能性があると判明し

    百歳超の淡水魚を2種確認、「老化しない」驚きの巨大魚の仲間
    yamadar
    yamadar 2023/12/05
    長寿生物ランキングのトップ2は潜在的に不死で、120歳くらいだとランキングに入らない(何 https://www.livescience.com/longest-living-animals.html
  • 【動画】122匹のエイが延々と渦を巻く求愛行動、初の報告

    【動画】今回の研究では、122匹のムンクイトマキエイが「求愛の渦」を作る様子が観察された。交尾中にこうした行動が見られたのは初めてだ。エイたちは5時間にわたって旋回を続け、その間、求愛行動を行う集団が渦から出たり入ったりを繰り返していた。(VIDEO BY SHAWN HEINRICHS) 海面に上がる水しぶきが、その下で何かが起こっていることを知らせている。波の下では、100匹以上ものイトマキエイがぐるぐると渦を巻き、めまいのするようなダンスを何時間にもわたって続けているのだ。 この「求愛の渦」は、ムンクイトマキエイ(Mobula munkiana)の過去に報告例のなかった行動であり、保護活動の非営利団体(NPO)「マンタトラスト」が実施した調査において、今回初めて映像に収められ、2023年11月18日付で学術誌「Marine Biology」に論文が発表された。 メキシコのバハ・カリフ

    【動画】122匹のエイが延々と渦を巻く求愛行動、初の報告
  • ネコの表情は276種類あると判明、なぜそんなに多いのか?

    耳を前に向ける茶トラのネコ。耳を前に向けるのは、幸せで満足していることを示す重要なサインだ。(PHOTOGRAPHC BY JOEL SARTORE) 最新の研究によると、ネコには276種類の表情があるという。ネコがこれほど多様な表情を進化させたのは、人間のおかげである可能性が高い。およそ1万年前に人間によって家畜化され、人間とコミュニケーションをとってきたことで、ネコは豊かな表情を獲得したという。「私たち人間とネコとの間にはディープな歴史があります」と、10月18日付けで論文を学術誌「Behavioural Processes」に発表した米ライオン大学の比較進化心理学者であるブリタニー・フローキーウィッツ氏は言う。(参考記事:「ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究」) 近年、ネコの感情を読み取る方法への関心が高まっているという。だが、ネコの表情に関する従来の研究のほとんどは、ネ

    ネコの表情は276種類あると判明、なぜそんなに多いのか?
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    yamadar 2023/11/16
    "イエネコに比べて単独行動が多いヤマネコが、特定の意味のある表情を共有しているかどうかが分かれば、家畜化によってイエネコの表情が多様化したのかどうかを明らかにできるだろう"