イランの革命防衛隊は1日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館の領事部がイスラエルによって攻撃され、将官7人が死亡したと発表した。 シリア国防省によると、イスラエルの航空機が1日午後5時ごろ、同国が占領するゴラン高原方面からイラン領事部の建物を攻撃した。領事部は大使館の隣で、ダマスカス西部メゼ地区の高速道路沿いにある。
アメリカ軍は30日、過激派組織IS=イスラミックステートの指導者が、アメリカなどが支援する自由シリア軍による軍事作戦で死亡したと発表し、ホワイトハウスの報道官は歓迎するとともに、引き続き、テロの脅威に向き合っていく考えを強調しました。 アメリカ軍は30日、過激派組織ISのアブハッサン・ハシミ指導者が、シリア南部でことし10月中旬に、アメリカなどが支援する反政府勢力の自由シリア軍による軍事作戦で死亡したと発表しました。 これを受けて、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は会見で、作戦にアメリカ軍は関与していないとしたうえで、「歓迎する。アメリカは引き続き、ISによる世界的な脅威に対抗していく」と述べました。 ISをめぐっては、ことし2月にシリア北西部で行われたアメリカ軍による軍事作戦の結果、前の指導者が爆弾で自爆し、翌月になって新たにハシミ指導者を選んだと発表していました。 ISは、シリアや
>> 図で見る「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」勢力範囲 シリア情勢が混迷の度合いを深めつつある。ロシアは9月下旬、武装勢力に対する空爆をシリアで開始した。米国が主導する連合軍も2014年9月からほぼ毎日、シリア国内における過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の拠点壊滅を目指して空爆を実施している。 内戦状態にあるシリアでは11年以降、25万人以上の死者が出ているが、ロシア軍の介入で、情勢はますます不透明となった。 ロシア軍の介入について6つの図で説明する。 ロシアのプーチン大統領は数週間にわたり、シリア各地に装備や人員を空輸し、空爆の準備を進めてきた。輸送先は特に地中海側で、ラタキアの空港や、ロシア軍の海軍基地のあるタルトゥース、首都ダマスカスが含まれる。 米ワシントンのシンクタンク「戦争研究所(ISW)」によれば、ロシアは現在、シリア国内の7カ所に展開している。 ロ
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