ロシア連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官は26日、モスクワ郊外のコンサートホールで22日に起きた銃乱射テロについて、起訴された実行犯らの証言によりウクライナの関与が「確認されている」と述べた。国営テレビの取材に語った。 テロでは139人が死亡した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したが、プーチン大統領はウクライナが関与した可能性を繰り返し指摘している。 一方、ベラルーシのルカシェンコ大統領は26日、テロ発生直後にプーチン氏の要請でロシアとの国境地点を封鎖し、実行犯の入国を防いだと述べた。インタファクス通信が伝えた。 ルカシェンコ氏は「彼らはベラルーシに入れないのを見て、ウクライナ国境に向かった。プーチン氏とは徹夜で電話連絡を取り合った」と説明した。(共同) 「スターリンの生まれ変わり」の大失態 モスクワ銃乱射テロの被告ら、拘束中拷問か ウクライナに「責任転