(CNN) 米体操協会のチームドクターが多数の女子選手らに性的虐待を繰り返していた問題で、2016年リオデジャネイロ五輪の金メダリスト、シモーネ・バイルズさん(20)が15日午後、ツイッターで被害を告白した。 バイルズさんはセクハラや性的暴行の被害者らが投稿に添える「#Me Too(私も)」のハッシュタグを使い、チームドクターのラリー・ナサール被告から「特別な治療」という名の性的虐待を受けていたと告白。「これまで公表をためらってきた理由はたくさんあるが、私のせいではないと今なら分かる」と書き込んだ。 ナサール被告による性的虐待については、これまでに12年ロンドン五輪の団体総合で金メダルを獲得した米代表チームのアリー・レイズマンさん、ガブリエル・ダグラスさん、マケイラ・マロニーさんを含む女子選手140人以上が被害を申し出た。 マロニーさんは13歳の頃から虐待を受けていたが体操協会から口止め料