ロシア大統領府(クレムリン)にあるブラゴベシチェンスキー大聖堂で行われたクリスマス礼拝に出席するウラジーミル・プーチン大統領(右、2023年1月6日撮影)。(c)Mikhail KLIMENTYEV / SPUTNIK / AFP 【1月8日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は6日、ロシア正教のクリスマスに合わせて行われた真夜中の礼拝に一人で出席した。 礼拝は、ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)にある、帝政ロシアの皇帝のために建てられたブラゴベシチェンスキー大聖堂(Cathedral of the Annunciation)で行われた。大統領府が公開した写真には、礼拝を執り行う金色の法衣(ほうい)を着た聖職者と並ぶプーチン氏の姿が捉えられていた。 プーチン氏は例年、首都モスクワ郊外の教会で行われる礼拝に参列していた。 大統領府が発表した
露プーチン大統領、ロシア正教会の礼拝に出席 ひとりで十字切る姿 “クリスマス停戦”指示も…双方の攻撃続いているか ロシアのプーチン大統領は、一方的に宣言した停戦期間中の7日、クレムリンにあるロシア正教会のクリスマス礼拝に出席しました。一方、前線では散発的な砲撃が続いています。 在日ロシア大使館によりますと、プーチン大統領は7日、モスクワ・クレムリンの大聖堂で行われたクリスマス礼拝に出席しました。公開された映像では、プーチン大統領がひとりで胸の前で十字を切る様子が映っていて、多くの参列者とともに市内の教会の礼拝に出席した去年とは様子が異なりました。 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、SNSでクリスマスメッセージを公開し、「ウクライナの地に勝利と平和と繁栄がもたらされますように」と述べました。 プーチン大統領は、日本時間の6日午後6時から36時間の停戦を指示していますが、ウクライナ側はこ
来日しているウクライナ正教会の大主教は、NHKの取材に対して、ロシア軍が占領地域で司祭を拉致したり拷問したりしていると非難したうえで、一刻も早く平和が訪れるようロシア正教会の聖職者たちも軍事侵攻に反対する姿勢を示すべきだと呼びかけました。 ウクライナで多くの国民に浸透しているウクライナ正教会のエフストラティ大主教は、宗教関係者の国際会議に出席するため来日していて、20日、東京都内でNHKの取材に答えました。 この中でエフストラティ大主教は「占領されたへルソン州では、司祭が拉致されたうえに拷問を受け、ロシアの情報機関への協力を求める文書に署名するよう強制された」と述べ、ロシアによる軍事侵攻の被害は宗教の面にも及んでいると非難しました。 また、プーチン大統領に近いとされるロシア正教会のキリル総主教などが、軍事侵攻を支持していることについて「ロシアは、何世紀も正教会を帝国主義の道具のように使って
東京都内の教会に、いま多くのウクライナの人々が集まって祈りをささげています。 司祭を務める男性は、かつて祖父母をソビエト当局に処刑されました。両親はナチス・ドイツによってウクライナから連れ去られ、戦後アメリカに逃げのびました。 ウクライナの苦難の歴史に翻弄され、遠く日本へたどり着いた男性。ロシアの軍事侵攻が始まったことを知り、人目もはばからず嗚咽しました。 「ウクライナから手を引け!」 ロシア軍の侵攻が始まる直前の先月23日、東京のロシア大使館前では抗議集会が開かれていました。 集まったのは青と黄色のウクライナ国旗を掲げた在日ウクライナ人およそ30人。 ロシアの不当性と国際社会の支援をメディア関係者に口々に訴えました。 ちょうど同じ時、300メートルほど離れた教会で一人の司祭が祈りをささげていました。 日本でただ1人のウクライナ正教会の司祭、ポール・コロルークさんです。 抗議集会に集まった
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