「君、もう来なくていいよ。君は学者なのよ。ウエイターじゃないのよ」 ニューヨークのSOHOにある高級蕎麦レストランのオーナーにそう言われたのは先週の事だった。2ヶ月間、見習いウエイターとして雇ってもらった後の事だ。私の犯した小さなミスが重なった結果だろうが、三ツ星レストランのオーナーには、そのミスも目に余ったのだろう。 キュレーターとして活動しているはずの私がこのレストランで働き始めたのは、ここがスーザン・ソンタグのお気に入りのレストランと聞きつけたからだ。私はどうにかして、大学院在籍中に書き上げたスーザン・ソンタグ批判の論文を彼女に手渡ししたかった。この論文は、私が本気でリサーチして書き上げた、正真正銘の力作だ。 平和運動に携わってきた私は、なぜソンタグがNATOによるユーゴスラビアの空爆を支持したのか、長い事疑問に思っていた。また、なぜ彼女が日本とアメリカでこれ程支持されているのか疑問
レイ / あゆみ @bougainvilleae 桃栗三年、大学八年。気づけば大学院12年目。ロシア文化専攻の博士後期生で駆け出し大学教員。解離性同一性障害。 シンフォニエッタ・ソリーソという室内オーケストラで指揮をしています。 たくさんの方からフォローいただいているのにフォロバしてなくてすみません。気楽に絡んでいただければフォロバさせていただきます。 https://t.co/Hu9RucsnyE レイ / あゆみ @bougainvilleae ロシア語とウクライナ語のニュースを翻訳する仕事でないだけまだマシだと思っているけど、ルーマニア語とポーランド語の記事を読んで訳しているだけでもいつのまにか涙が顎までたまっている。両言語のメディアは比較的事実を淡々と抑制的に伝えているんだけども(自分が選んでるせいかも)。 2022-03-07 01:59:43 レイ / あゆみ @bougain
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