東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席するため、ラオスの首都ビエンチャン入りしたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2016年9月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/NOEL CELIS 【9月13日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は12日、フィリピン南部でイスラム過激派と交戦している地元部隊を支援してきた駐留米軍の特殊部隊について、同地から撤退すべきだと発言した。 ドゥテルテ大統領は1週間前には、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を「売春婦の息子」と呼び、ラオスで予定されていた米比首脳会談を米国側にキャンセルされる事態を招いていた。 フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島で同国軍の訓練を支援してきた米軍は、自衛の場合を除き、戦闘への参加を禁じられている。 2014年には約500~600人の米兵がミンダナ