2001年12月に毎日新聞に掲載された以下の記事は全部ウソの虚報です。 【モスクワ石郷岡建】タス通信は7日、今年7月中旬からグルジア北部で武装グル ープの人質となっていた元長崎放送記者でフリージャーナリストの常岡浩介さん(32) =長崎県島原市出身=が約5カ月ぶりに解放されたと報じた。 グルジア当局によれば、常岡さんはトルコからグルジアに非合法にわたり、さらに ロシア南部チェチェン共和国へ向かった。しかしグルジア北部のパンキシ渓谷で所属 不明の武装グループに捕まり、同地域からの脱出を禁止されたという。 グルジア治安当局は7日の救出作戦が成功したと説明している。常岡さんは同日夜、 首都トビリシに到着し、グルジアを管轄する在アゼルバイジャン日本大使館関係者に 引き渡された。「とにかく家に帰りたい」と語っているという。 常岡さんは10月30日、島原市に住む父、武久さん(62)に、「20キロやせた
8月、ユーラシア大陸の東端で北京五輪が世界の耳目を集めるなか、ユーラシア大陸のもう一端ヨーロッパとロシアに挟まれたグルジアでは国際社会に大きな不安を与える事件が起こっていた。グルジア紛争である。 8月7日にグルジア軍と南オセチア軍が衝突を始め、ロシアのプーチン首相が北京で華やかな五輪開幕式に出席していた翌8日には、ロシア軍が紛争に介入し、グルジア領内の軍事拠点への攻撃を開始した。 【グルジア紛争の経緯】 8月7日 グルジア軍が南オセチア自治州・州都ツヒンバリを砲爆 8月8日 ロシア軍がグルジア領内の軍事拠点を攻撃開始。 ⇒ ロシア・グルジア間の紛争勃発 8月12日 グルジアが独立国家共同体(CIS)からの脱退を宣言 8月16日 EU議長国フランスのサルコジ大統領の仲介により停戦合意 8月22日 ロシア政府がグルジアからの軍部隊の撤退を完了したと発表。しかし、ロシア軍は同国西部ポチなどに引き
South Ossetia may be tiny, but it has become the scene of an event of colossal proportions: the return of great-power politics. Tanks once again decide what happens. “Soft power”, on which so many hopes had been pinned, has just been exposed as irrelevant. The Russians clearly don’t care. Their tanks have rolled in, and nothing except a bigger, more powerful force can stop them. The huge change fo
「極めて軽率であり、コメントする気にもならない」 菅義偉官房長官がこうため息交じりにボヤいていたのも無理はないのか……。 「美人検事」と一時ネット上で話題になった、クリミアの最高検察庁検事総長、ナタリア・ポクロンスカヤ氏の右脇に立つのが民族派新右翼「一水会」代表の木村三浩氏(撮影/池田剛久) 3月10日、久々にテレビカメラの前にお目見えした鳩山由紀夫元首相が、今度は、新たな「欧州の火薬庫」とも称され、昨年3月にロシアに編入されたクリミア半島を電撃訪問。もはや“お家芸”とも言える友愛外交をやってのけていたからだ。 鳩山氏といえば、沖縄県・尖閣諸島を巡って「領土問題は存在しない」とする日本政府の立場を無視し、「係争地として認めるべき」「日本が盗んだと思われても仕方がない」などと発言したことで、バッシングを受けた過去もある。今回は、欧米諸国とロシアが対立する新冷戦の象徴・クリミアで、「クリミア併
[モスクワ 23日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、自身を国家の救世主に見立てることを好むが、欧米では新世界秩序の脅威とみなされている。ウクライナ問題で同大統領がどう動くかは、ウクライナのみならず、欧州とロシアの未来も左右する。 ウクライナは現在、親欧米派の現政権にとってほぼ制御不能な状態に陥りつつあり、欧州への仲間入りも頓挫しかけている。一方、プーチン大統領は現段階では、自国経済が西側による制裁で打撃を受けているにもかかわらず、ウクライナ情勢で優位に立とうとしている。 ロシアがクリミアを併合してから約1年がたち、親ロシア派がウクライナ東部を支配するなか、西側が主張するロシアの軍事支援によって、プーチン大統領は親ロ派に支配地域の拡大をさらに後押しする可能性がある。 ウクライナ政府は親ロ派の攻撃が、クリミアへの通路を開くことになるアゾフ海に迫っていることを懸念している。 プーチン大
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