【ワシントン=中村亮】米国防総省のライダー報道官は2日、記者団に偵察用気球が米本土上空を飛行していると明らかにした。国防総省高官は「中国の気球であると確信している」と説明した。「現在の飛行経路は機密に関わる多くの場所を通る」と指摘し、軍事施設の偵察を試みている可能性を示唆した。国防総省高官によると、気球は民間機の一般的な飛行高度よりも高い位置を飛行している。数日前から米本土の上空を飛行している
【北京共同】北朝鮮の崔善姫第1外務次官は31日の談話で、米朝実務協議の開催は困難になったとの見解を示し、これまでの措置を再検討せざるを得ない状況になりつつあるとして核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射中止の見直しを示唆した。
[ワシントン 27日 ロイター] - 米国防総省は、北朝鮮の弾道ミサイルを発射直後に食い止める方法として、ある短期的なオプションを検討している。北朝鮮周辺の空域に最新鋭のステルス戦闘機F35を待機させ、発射されたばかりのミサイルを撃墜するという構想だ。 2月27日、米国防総省は、北朝鮮の弾道ミサイルを発射直後に食い止める方法として、ある短期的なオプションを検討している。写真はF35戦闘機。ベルリンのエアショーで2018年4月撮影(2019年 ロイター/Axel Schmidt) だがミサイル防衛の専門家は、この構想について、現在の形では物理的に無理があると警鐘を鳴らしている。 ある専門家は、この作戦では迎撃ミサイルに要求されるスピードが速すぎて、迎撃ミサイル自体が溶けてしまうと警告。また、米軍の航空機が現在のテクノロジーでミサイルを確実に撃墜するには、相手国の領空内を飛行するしかないと、ロ
9月1日に撮影された北朝鮮・平壌近郊の自動車工場の衛星写真。(1)一時的な覆いが解体、取り払われた(2)強化パッドとみられる黒い跡(プレアデス(C)CNES 2018、エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同) 【ワシントン共同】米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は12日、商業衛星写真に基づき、首都平壌近郊の平城にある自動車工場「3月16日工場」敷地内で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」用発射台付き車両の試験で使われた施設が解体されたとの分析を発表した。 38ノースによると、火星15が発射される前の昨年11月21日の衛星写真では、発射台付き車両の稼働試験で使用された覆いなどが確認されたが、今年8月8日の衛星写真では解体準備が始まっており、9月1日にはなくなっていた。
世の中 Making Sense of North Korea’s Nuclear-Free Foundation Day Military Parade: First Takeaways
North Korean production of at least one Hwasong-15 ICBM has been detected by U.S. intelligence agencies. North Korea is continuing production of intercontinental-range ballistic missiles (ICBMs) at a known missile manufacturing site, U.S. officials with knowledge of the latest classified intelligence of North Korea’s weapons programs confirmed to The Diplomat. The new U.S. military intelligence as
U.S. spy agencies are seeing signs that North Korea is constructing new missiles at a factory that produced the country’s first intercontinental ballistic missiles capable of reaching the United States, according to officials familiar with the intelligence. Newly obtained evidence, including satellite photos taken in recent weeks, indicates that work is underway on at least one and possibly two li
7月30日、米紙ワシントン・ポストは、北朝鮮が新たな大陸間弾道ミサイル(ICBM)を1発もしくは2発、製造しているもようだと伝えた。写真は北朝鮮の国旗。ジュネーブで2014年10月撮影(2018年 ロイター/Denis Balibouse) [ワシントン 30日 ロイター] - 米政府高官は30日、北朝鮮が、米国を射程に収める最初の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を製造した平壌郊外の山陰洞(サンウムドン)にある大規模な研究施設で、活動を再開していることが画像分析によって明らかになったと語った。 高官はロイターに対し、米情報収集衛星の写真や赤外線センサーによる画像分析によると、この施設に車両が出入りしていることが分かったが、ミサイル製造の進展度合いは明らかになっていないと語った。 米紙ワシントン・ポストはこの日、北朝鮮が液体燃料を使用した新たなICBMを1発もしくは2発、製造しているもようだと
【ワシントン=鳳山太成】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は30日、北朝鮮がミサイルを製造しているとの兆候を米情報当局がつかんでいると報じた。ここ数週間に偵察衛星が撮った写真などによると、大陸間弾道ミサイル(ICBM)1基か2基を平壌郊外にある工場で製造中とみられるという。同紙によると、ミサイル製造の兆候がみられるのは米東海岸への射程を備えるICBM「火星15」を
米国防総省ミサイル防衛局のヒル副局長は16日の会合で、日米が共同開発した改良型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」について、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験を将来実施する計画だと明らかにした。 北朝鮮の脅威に対抗する切り札とされるブロック2Aは短距離から中距離のミサイル迎撃を想定して開発されたが、より高速で飛ぶICBMの迎撃に利用できる可能性が指摘されていた。ICBMへの対処能力が実証されれば、米本土の防衛態勢の強化が期待できる。 ヒル副局長は、ブロック2Aは生産段階に近づいているとの認識を示した上で「ICBMの迎撃実験は計画の一部だ」と述べた。実験の実施時期などの詳細は明らかにしなかったが、2020年末までに行われるとみられる。 米軍は今年1月末にハワイ沖の施設からブロック2Aを発射したが、中距離弾道ミサイルを模した標的を撃墜できなかった。導入計画への影響も懸念されたが、ミサイル防
米朝首脳会談のための実務者による事前協議で、北朝鮮は核弾頭や大陸間弾道ミサイル(ICBM)、核物質の生産設備を含む核の全面廃棄を受け入れた模様だ。非核化に向け大きな前進といえる。ただ、双方の溝が埋まっていない非核化の期間や北朝鮮への見返りで、北朝鮮が望み通りの成果を得られない場合は、態度を変える可能性も残っている。 北朝鮮は過去の米朝協議や6者協議で、核兵器の実態を明らかにすることを拒んできた。2008年には6者協議で、「兵器用プルトニウムを38キロ生産した」などと申告したが、科学的な方法による検証を拒んだ。濃縮ウラン型の核開発についても明らかにしなかった。当時、交渉を担った北朝鮮外務省は「核兵器は軍の管轄」(金桂寛〈キムゲグァン〉第1外務次官)と説明し、核兵器は検証の対象に含めなかった。 米朝首脳会談で核の全面廃棄…
20日の朝鮮労働党中央委員会総会の決定書には、核実験、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射停止などが盛り込まれたが、核兵器能力を「増殖」させないという意思表明に近い。それらの措置はいずれも不可逆的とも言い難いが、北朝鮮が米朝首脳会談で、トランプ米大統領から「完成」したとする「国家核戦力」の解体を求められることは知悉(ちしつ)している。この会議でも米国に挑むべき「条件闘争」が決定されたに違いない。だがそれを知る手がかりは北朝鮮の過去の言辞にしかない。 ≪「非核兵器地帯化」も念頭≫ 先月初頭、平壌を訪問した韓国政府代表団は、金正恩氏が「朝鮮半島非核化」は金日成以来の「遺訓」と述べたと伝え、北朝鮮側が「朝鮮半島非核化の意思を明確にし、軍事的脅威が解消され、体制安全が保証されれば核を保有する理由がない」と述べたという。 この一文を目にして以来、筆者の脳裏を離れないのが、2016年7月に発せられた政
北朝鮮は3月19日、国営メディアを通じて「新型の大出力ロケット・エンジンの地上噴射実験に成功した」と発表した。 実験は現地時間18日の朝に、金正恩・朝鮮労働党委員長の立ち会いのもとで行われ、すべての実験目標を達成し、性能や信頼性が実証されたとしている。 北朝鮮が「新型ロケット・エンジンの実験を行った」と発表したのは、2016年4月と9月に続いて3回目となるが、今回実験されたエンジンは、昨年9月のエンジンとほぼ同等ながら、いくつかの異なる点もある。そしてこの一連の実験の様子からは、国際社会からの長年の非難と懸念にもかかわらず、北朝鮮のロケット技術が着実に進歩していることが伺える。 2016年4月と9月、そして今回行われた「新型エンジン」の実験のうち、まず2016年4月に実験が行われたエンジンは、その形状から、「ムスダン」ミサイルのエンジンを2基、束ねたものであると推察されている。 ムスダンは
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