2019~2022年に2回首相を経験したアブダラ・ハムドク氏は、紛争がシリアやリビアでのものより悪くなる可能性があると指摘。戦闘が続けば「世界にとっての悪夢」になると語った。
スーダン・ハルツーム(CNN) ロシアがウクライナに残忍な戦争をしかけてから数日後、赤茶色の砂に囲まれたスーダン首都ハルツームの滑走路にはロシアの貨物機の姿があった。積み荷目録にはクッキーと記載されている。スーダンからクッキーが輸出されることは、仮にあったとしても、ごくまれだ。 ハルツーム国際空港のバックオフィスでは、職員の間で激しい議論が繰り広げられていた。機内検査をすることで、親ロシア色が強まりつつあるスーダン軍指導部の機嫌を損ねるのを職員たちは危惧していた。これまで何度か怪しいロシア貨物機の出発を阻止しようとしたこともあるが止められていた。だが最終的に、職員は機内に乗り込むことに決めた。 貨物室の中には、色とりどりのクッキーの箱がずらりと並んでいた。箱の真下に隠されていた木箱には、スーダンでもっとも貴重な資源が納められていた。金だ。ざっとみて1トンはあった。 この1年半、アフリカ第3
スーダン首都ハルツームの北西約60キロに位置する村で、同国を暫定的に統治している軍事評議会の支持集会を警備する「即応支援隊」のメンバーたち(2019年6月22日撮影)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【6月29日 AFP】4月のクーデター後にスーダンを暫定的に統治している軍事評議会は28日、エチオピアとアフリカ連合(AU)が起草した新たな共同提案について、民政移管を求める抗議デモの指導部との交渉再開の基盤になり得ると述べた。 4月の軍事クーデターでオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領が失脚したスーダンでは、実権を握った軍事評議会と、抗議デモ指導部との対立が深刻化。今月3日、首都ハルツームの軍本部前で座り込みを続けていたデモ隊を軍が強制排除して多数が死亡する事態となり、エチオピアとAUは、緊張が続くスーダンの危
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