【キエフ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、共同通信と単独会見し、トランプ米大統領が首脳会談開催や軍事支援の見返りに、バイデン前米副大統領のウクライナ絡みの不正を調べるようゼレンスキー氏に圧力をかけたとされる疑惑について「圧力を受けたり、条件を付けられたりしたことはない」と述べた。疑惑に関して外国メディアに見解を表明したのは初めて。 来年の米大統領選の民主党有力候補バイデン氏については、米側から捜査共助の正式要請があれば「ウクライナ検察が国内法に基づき対応する」と発言。トランプ氏や側近ではなく、米司法当局の要請が必要との認識を示した。