【シドニー=松本史】南太平洋の島しょ国、ソロモン諸島のツラギ島を、中国企業が長期賃借しようと地元政府と交渉を進めていることが明らかになった。オーストラリアなどの複数のメディアが18日報じた。ソロモンは9月に台湾と断交し中国と国交を樹立したばかりだ。地政学上の要衝でもあるソロモンでの中国企業の動きは、豪州に加え、中国と南太平洋で覇権を争う米国の強い警戒を招きそうだ。ツラギ島は面積は約2平方キロメー
4月10日、南太平洋の島国バヌアツの外相は、同国において中国が恒久的な軍事拠点を構築する意向を示したとの一部報道を否定した。写真は会談時に握手のため歩み寄る中国の習国家主席(右)とバヌアツのキルマン首相(左)。2015年北京で撮影(2018年 ロイター) 南太平洋の島国バヌアツの外相は10日、同国において中国が恒久的な軍事拠点を構築する意向を示したとの一部報道を否定した。豪フェアファクス・メディアは10日、匿名筋の話として、両国が予備協議を開始したと報じていた。 報道によると、正式な提案はまだ行われていないが、予備協議を既に実施。オーストラリアに非常に近いバヌアツに中国の軍事拠点が設置される可能性について、豪州と米国の両政府はそれぞれ、最高レベルで話し合ったという。 これに対し、バヌアツのレゲンバヌ外相は豪放送協会(ABC)に対し「バヌアツ政府では誰も、中国の軍事拠点をわが国に置くことにつ
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