アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮のリ・ヨンホ外相がアメリカの爆撃機について「撃ち落とす権利を保有することになる」などと述べたことに対し、軍事的な選択肢の準備は完全に整っており、北朝鮮にとって壊滅的なものになると警告しました。 これに対しトランプ大統領は26日、記者会見で「第2の選択肢の準備は完全に整っている。望ましいものではないが、もしわれわれがその選択肢をとれば、北朝鮮にとって壊滅的なものになるだろう。それが軍事的な選択肢と呼ばれるものだ。そうしなければならないならそうする」と述べて警告しました。 また、「北朝鮮の核・ミサイル開発は全世界に脅威を与えている」と述べ、非核化に向けて北朝鮮を孤立させるため圧力を強めるようすべての国に呼びかけました。 一方、アメリカでプロフットボールの一部の選手が人種差別への抗議として国歌斉唱で起立を拒んだことについてトランプ大統領は「国歌や国旗のために戦っ
コンテナ船との衝突で激しく損傷し、横須賀の米海軍基地に到着したイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(2017年6月17日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI 【8月18日 AFP】今年6月に静岡県・伊豆半島沖で米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド(USS Fitzgerald)」とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突した事故で、米海軍は艦長を解任するなど十数人を処分する。米海軍作戦副部長のビル・モラン(Bill Moran)大将が17日明らかにした。 モラン大将は記者団に対し「対象者はそれぞれの職責において指揮を執る能力についてわれわれの信頼を失ったため艦を降りることになる。艦に戻ることはない」と述べた。モラン大将は今回の懲戒処分は責任を問うための最初の一歩だとしており、今後の調査結果によりさらに処分が下される可能性がある。 横須賀を母港とする米海軍第7艦隊(7th Flee
「自分がフィリピン人だということをいまや私たちはあまり考えるべきではない」「自分がASEAN(東南アジア諸国連合)人だと考え始めるのです」フィリピンのアラン・カエタノ外相は演説の中でそう言った。 ASEAN関連外相会談(8月6〜8日)の最終日、開催地であるフィリピンのマニラで、多くの外交官や大使らが集う中、ASEAN設立50周年を記念した荘厳な式典が開かれた。1967年バンコク宣言に署名した5人の創設者に敬意を払ったり、メンバー国首脳のビデオメッセージが流れたほか、オーケストラの演奏に合わせて東南アジア各国の多様な文化をイメージさせるダンスパフォーマンスが上演され、来賓者たちの目を奪った。 ASEANは組織としてまだまだ未熟だし、エリート主義だと批判されることもある。だが、手と手を携え、紛争の地から平和な地域へ、貧困の地から活気のある経済へと着実に進化してきた。それと対照的に、隣接する北東
8日付の中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報1面。日中外相会談の写真はお辞儀する河野太郎外相を王毅・中国外相が見下ろしているようにみえる 8日付の中国共産党の機関紙、人民日報系の環球時報は1面で、王毅外相が7日にフィリピンで河野太郎外相と会談した際、河野氏が頭を下げて握手した瞬間の写真を掲載した。王氏は河野氏の南シナ海問題での発言に「失望した」と非難しており、厳しい態度で初会談に臨んだと国内向けに宣伝している。 習近平指導部は、人事を伴う5年に1度の共産党大会を秋に控え、対外的に弱腰な姿勢を見せれば、党内で批判を招きかねないとの事情がある。北京の外交筋の間では、王氏の強硬な言動は「党の上層部に向けたアピールだ」との指摘が出ている。 環球時報は8日の社説で、南シナ海の海洋紛争に深刻な懸念を表明した日米豪3カ国の声明に触れ「彼らは南シナ海問題の当事国が意見の違いをコントロールし始めたのを見た
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