【ワシントン=黒瀬悦成、加納宏幸】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談した韓国の鄭義溶・大統領府国家安保室長は8日、米ホワイトハウスで記者団を前に声明を読み上げ、金氏がトランプ大統領との会談を要請したと発表した。トランプ氏は要請を受諾し、「5月までに会談する」と応じたとしている。声明はまた、北朝鮮が「非核化」の意向を表明し、今後は核実験と弾道ミサイル発射を「自制する」と約束したとしている。 鄭氏はまた、平昌五輪・パラリンピックの閉会後まで実施が延期されている米韓合同軍事演習について、4月に予定通り実施すると発表した。 鄭氏ら韓国政府の訪米団は8日にワシントンに到着し、ホワイトハウスでマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会談し、南北会談の詳細について説明した。
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスのマクマスター国家安全保障担当大統領補佐官 の辞任説が広まっている問題でトランプ政権当局者は4日までに、今月末までに退任する可能性に言及した。 この問題の内情に詳しい複数の消息筋も近い将来の辞任を明かしていた。軍務に戻らず、最終的に陸軍中将の肩書で身を引く可能性もある。 同補佐官の後継候補の名前も既に浮上。米フォード・モーターのスティーブン・ビーガン副社長、コンピューターソフトウエア企業「オラクル」のサフラ・キャッツ最高経営責任者(CEO)にジョン・ボルトン元国連大使らが含まれる。 少なくとも1人の米軍高官が後任者としての打診を非公式に受けたが、制服組としての政治的な職務遂行は困難として断ったとの情報もある。 ビーガン副社長はブッシュ(子)政権時代にライス国家安全保障担当補佐官配下の幹部スタッフとして勤務。フォードの報道担当者はCNNに「副社長の退社計
ワシントン(CNN) 米国のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日朝、米CBSテレビとのインタビューで「米国は核武装した北朝鮮との共存というリスクを受け入れるわけにはいかない」と語り、北朝鮮による核兵器獲得を断固阻止する姿勢を改めて示した。 米政権内部では、北朝鮮への対応などをめぐってトランプ大統領とティラーソン国務長官の意見の相違が指摘されている。トランプ氏は北朝鮮にあらゆる手段で圧力をかけると主張しているのに対し、ティラーソン氏は交渉重視の立場を示してきた。 しかしマクマスター氏は、両者の相違が障害になることはないと主張。トランプ氏は「今は交渉の時ではない」との考えを明確に示していると強調した。 米国ではボサート大統領補佐官(国土安全保障担当)が18日、今年5月のサイバー攻撃は北朝鮮の犯行だったとする見解を正式に発表した。 ボサート氏も19日、この犯行がどのような結果を招
(CNN) 米国のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は2日、北朝鮮との戦争が始まる可能性は「日増しに増大している」との見方を示した。 カリフォルニア州で開かれた国防フォーラムで、北朝鮮が11月28日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことにより戦争の可能性が高まったかという質問に答えた。 マクマスター氏は北朝鮮を「米国にとって最大の差し迫った脅威」と位置付け、「この問題を解決できるかどうか、我々は今レースの最中だ」と語った。 同氏は一方で、トランプ米大統領は引き続き朝鮮半島の完全な非核化を目指していると述べ、非軍事的な対応策もあるとしたうえで、その一例が中国による経済制裁の強化だと指摘。中国は北朝鮮の経済に対し、絶大な影響力を持っていると強調した。 「武力紛争以外の道もあるが、これはレースだ」と語り、「残された時間はあまりない」と危機感を示した。 中国に対しては「我が国やほ
――― 大統領は拉致被害者の家族とも面会する予定ですね。 マクマスター氏: そうです。 ――― 家族にどのようなメッセージを送るでしょうか。 マクマスター氏: まず、ご家族に対する同情や思いやりの気持ちを示すメッセージを送るでしょう。子どもが拉致されるなど想像もできません。ただそれだけでなく、北朝鮮がいかなる政権なのかを示し、このような政権に核兵器を保有させてもよいのかと世界に問うでしょう。 ――― 北朝鮮問題についてお聞きします。とても重要な問題です。「すべての選択肢がテーブルの上にある」と言いましたね。 マクマスター氏: はい。 ――― そして今、大統領とあなたは「時間がなくなりつつある」と言っています。 マクマスター氏: はい。 ――― この難しい問題をどのように解決するのですか。 マクマスター氏: われわれが同盟国やパートナーとともに、そしてもっと幅広く中国やほかの国とともに策定し
9月16日、北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長(写真中央)は、軍事力で米国との均衡達成を目指していると表明した。提供写真(2017年 ロイター/KCNA via REUTERS) 北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長は16日、軍事力で米国との均衡達成を目指していると表明した。朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。 金氏は「われわれの最終的な目標は米国との実質的な力の均衡を達成し、米国の指導者が軍事的な選択肢などと発言できなくすることだ」と述べた。 「(中距離弾道ミサイル)『火星12』の戦闘能力と信頼性が完全に実証された」とし、核戦力の完成という目標は「終着点にほぼ達した」と主張した。 北朝鮮が15日、日本上空を通過する弾道ミサイルを再び発射したしたことを受けて、国連安全保障理事会は北朝鮮を非難する報道声明を発表した。 マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)は同日、記者団に
マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)が5日(現地時間)、北朝鮮との「戦争」の可能性に言及した。 マクマスター補佐官はこの日、MSNBCのインタビューで、米国の北朝鮮に対する「予防戦争(preventive war)の可能性に関する質問を受けると、「北朝鮮が核兵器で米国を威嚇するのを遮断するための戦争、予防戦争のことか」と問い返した後、「もちろんだ。我々はそのためのあらゆるオプションを提供しなければいけない。そこには軍事的オプションも含まれる」と述べた。 予防戦争とは、北朝鮮が保有する武器がいつか米国や韓国を相手に使用されるため、その不安要素をあらかじめ除去するレベルで今後の全面戦争を防ぐためにする戦争の概念。これは、北朝鮮が致命的な武器を米国や韓国を狙って使用する状況が迫っている場合に施行する先制打撃(preemptive strike)よりも積極的な介入だ。 ホワイトハウスの国
アメリカ・ホワイトハウスのマクマスター大統領補佐官は、北朝鮮について「脅威の緊迫性は、いま一段と高まっている」と述べたうえで、核・ミサイル開発を加速させている現状の固定化につながるような交渉はしないとして、今後、圧力をさらに強めていく方針を示しました。 そして、北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させている現状の固定化につながるような交渉はしないとしたうえで、「圧力をより強めなければならず、今後、数日か数週間のうちに、そのための努力を目にするだろう」と述べて、今後、圧力をさらに強めていく方針を示しました。 また、マクマスター補佐官は「大統領は北朝鮮が核を保有し、アメリカの脅威となることは認めないと明確にしている」と述べるとともに、軍事的な選択肢も含む幅広い対応策を準備するよう、トランプ大統領から指示されていることを明らかにしました。 ただ、武力行使は誰も望んでいないとして、問題の平和的な解決に向
ワシントン(CNN) 米国のH・R・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、北朝鮮の核開発計画への対応について、「全ての選択肢が俎上(そじょう)にあり、調整と展開が進んでいる」と述べる一方、米国は軍事力の行使を望んでいないと強調した。 マクマスター補佐官はABCテレビの番組の中で、「米国およびこの地域の同盟国やパートナーが敵対的政権によって核兵器の脅威にさらされる事態を、大統領は容認しない。同盟国やパートナーと連携し、中国のリーダーシップによって、幅広い選択肢を確立する」と語った。 同補佐官によると、選択肢の提示に当たっては、米国家安全保障会議(NSC)と国防総省、国務省および情報機関が連携し、「このような不穏当な行動パターンが続いた場合」、トランプ大統領が行使できる状態とする。 「この問題に対応すべき時が来た。平和的に問題を解決するため、今こそ軍事的選択肢を除くあらゆる行動
4月16日、マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当、写真)は、ロシアがシリア政府を支援し欧州で「破壊工作」を行っているとして、同国に対し厳しい姿勢で臨むべきとの見解を示した。フロリダ州で2月撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque) [ワシントン 16日 ロイター] - マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、ロシアがシリア政府を支援し欧州で「破壊工作」を行っているとして、同国に対し厳しい姿勢で臨むべきとの見解を示した。 同補佐官はABCテレビの番組で、ロシアがシリアのアサド政権の後ろ盾となっていることで内戦が長引き、イラクなどの近隣諸国や欧州に危機が及んでいると指摘した。 「ロシアはこのようなひどい政権を支援し紛争に関与し、欧州で破壊工作を行っている」と述べ「ロシアに対して厳しい姿勢で臨む時期に来ている」と強調した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く