国際問題の解決なら、トランプ米大統領よりも安倍首相の方が信頼できる――。米調査機関が5日公表した意識調査から、米国民が「トランプ外交」に感じている不安が浮かび上がった。 民間調査機関ピュー・リサーチ・センターが今春、米国の有権者を対象に世界7か国の首脳について国際問題に対する手腕を尋ねたところ、「信頼できる」ではマクロン仏大統領が59%でトップ。安倍首相は57%と僅差の2位で、3位のメルケル独首相が55%、トランプ氏は4位で48%だった。 「信頼できない」ではプーチン露大統領が74%で、トランプ氏は52%のワースト2位。一方、安倍首相はこの項目では27%と7人中最も低く、マクロン、メルケル両氏と並んで、米国民から「トランプ外交」のお目付け役を期待されている実態が浮かび上がった。
ドイツ北部ハンブルクで開かれていた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で、トランプ米大統領の長女イバンカ氏が父親の代わりに首脳会議に参加する場面があった。大統領が不在の場合、代理が出席することは珍しくないが、家族が代役を務めたことに「変だ」との声も出ている。 米メディアによると、イバンカ氏は7日、G20サミットのアフリカや移民に関する会議で、首脳会談のために席を外した父親の代わりに一時的に着席したという。会議の出席者がツイッターで流した画像では、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と英国のメイ首相の間にイバンカ氏が座っている様子が映っている。 国際会議などで多くの首脳が集まった際、会議に平行して首脳会談を開くことが多い。大統領が会議を不在にする場合、同行している政府高官や、会議の内容を担当する大臣が代理で出席するのが普通だ。イバンカ氏は現在、ホワイトハウスで無償で大統領補佐官を務め
コール元独首相功績に賛辞=欧州議会、初のEU葬 ドイツの故コール元首相=2000年9月、ブダペスト(EPA=時事) 【ベルリン時事】1990年の東西ドイツ統一を成し遂げ、6月16日に87歳で死去したヘルムート・コール元独首相の葬儀が1日、フランス東部ストラスブールの欧州連合(EU)欧州議会で行われた。EU主催の葬儀は初めてで、欧州統合推進にも尽力したコール氏の功績をたたえた。 〔写真特集〕追悼2017~永射保さん、小林麻央さん、野際陽子さん~ 葬儀には欧州を中心に世界各国の現・元首脳ら数百人が参列。ユンケル欧州委員長は弔辞でコール氏を「戦後の巨人」だったと述べ、偉業を称賛。クリントン元米大統領は「彼は誰も支配することのない世界を求めていた」と回想した。 1日、フランス東部ストラスブールの欧州連合(EU)欧州議会で行われたドイツのコール元首相の葬儀で、中央に置かれたひつぎに敬意を表する参列
伊シチリア島で開かれた先進7か国(G7)首脳会議(サミット)に出席するドナルド・トランプ米大統領(右)とアンゲラ・メルケル独首相(2017年5月26日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE WOJAZER 【5月31日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は30日、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が米国を批判したことを受け、ドイツの貿易戦略や防衛費について新たな批判を展開した。欧米間の外交上の溝を深める動きだ。 先週、初の公式外遊に臨んだトランプ大統領は、ベルギー・ブリュッセル(Brussels)と伊シチリア(Sicily)島でそれぞれ開催された北大西洋条約機構(NATO)と先進7か国(G7)の首脳会議で、各国に苦い経験をさせ欧州を去っていた。 欧州各国首脳は、トランプ大統領が2015年に締結された温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris
ドイツ・ミュンヘンでの選挙イベントで演説した後、ビールを飲むアンゲラ・メルケル独首相(2017年5月27日撮影)。(c)AFP/dpa/Matthias Balk 【5月29日 AFP】アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相は28日、ドイツ南部ミュンヘン(Munich)での選挙集会で、英国の欧州連合(EU)離脱やドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の就任で欧米の同盟関係に亀裂が走る中、欧州は「その運命を自ら握らねばならない」と訴えた。 「われわれが他国を完全に頼りにできた時代は終わりつつある。私はそれをこの数日間で経験した」。聴衆に向けてこう述べたメルケル氏は、ドイツも欧州も米英との友好関係維持に努める一方で、「自らの運命のため闘わなければならない」と主張。ドイツ政府はエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏新大統領との関係を強化する必要
イスラエル・ハマス戦闘 パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルへの戦闘を開始しました。
[ベルリン 14日 ロイター] - 米大統領選でのトランプ氏勝利は世界中の米同盟国に衝撃を与えたが、中でも最大の痛撃を感じているのはドイツだろう。メルケル首相の下、今や「開放(openness)と寛容(tolerance)」の要塞を自認する国だからだ。 11月14日、米大統領選でのトランプ氏勝利は世界中の米同盟国に衝撃を与えたが、中でも最大の痛撃を感じているのはドイツだろう。写真はメルケル独首相。ベルリンで撮影(2016年 ロイター/Axel Schmidt) トランプ氏が大統領に就くと、メルケル首相が重視している課題のほぼすべてにおいて、米国はドイツの同盟国から敵国に転じる公算が大きい。侵略行為を行うロシアとの対峙、自由貿易の推進、気候変動対策、シリア難民問題といった課題だ。 トランプ氏は選挙期間中、対立候補のヒラリー・クリントン氏を「米国のメルケル」と呼び、数十万人の移民を受け入れたメ
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