イスラエルが周辺国を相次いで越境攻撃し、地域の緊張を高めている。いずれも対立するイランが絡む駐留部隊などを標的にした。ネタニヤフ首相は9月中旬にやり直し総選挙を控えており、イランの脅威を唱えて支持層をまとめつつ、同盟国・米国の後ろ盾も固めたい思惑がありそうだ。(エルサレム=高野遼、テヘラン=杉崎慎弥) レバノンメディアなどによると、同国のイスラム教シーア派組織ヒズボラは8月27日、爆発物を積んだ無人機2機が25日に首都ベイルート南郊に飛来し、1機が墜落するなどしたと発表した。 ヒズボラの指導者ナスララ師はイスラエルの攻撃と断じて報復を示唆。レバノンのアウン大統領も26日、「宣戦布告だ」と述べた。レバノン軍は28日に同国南部でイスラエルの無人機3機を砲撃するなど、緊張が高まっている。 ヒズボラはシーア派が多いイランの支援を受けている。イランが支えるシリアのアサド政権のため、数千人規模の戦闘員
ベイルート(CNN) レバノンのハリリ首相が訪問先のサウジアラビアで突然辞任を表明した件に関連し、レバノン政府は、サウジ側がハリリ氏の行動や通信を制限しているとみていることが11日までに分かった。高位閣僚筋がCNNに明かした。 ハリリ氏はレバノン政府に「自分の考えを自由に伝えていない」状態で、通常はサウジの国益と足並みをそろえるハリリ氏の政治勢力も「何が起きているのか分かってない」という。 ハリリ氏は4日、サウジ首都リヤドからのテレビ演説で辞任を表明。これを受け今週、サウジがハリル氏自身の意に反して同氏を拘束しているのではないかとの臆測が広がっていた。 一方、サウジはハリリ氏の辞任を強制したり、同氏を自宅軟禁下に置いたりしていることを否定。ハリリ氏はレバノンとサウジの2重国籍を保有しており、リヤドに住宅を所有している。 ハリリ氏の事務所は10日、同氏の所在をめぐり疑問が提起されたことを受け
禁じ手のCIA標的 「半年以内にヒズボラにスパイを作れ」。イスラエル軍諜報(ちょうほう)機関アマンの工作部門(504部隊)幹部のデビッド・バルカイ氏は、隣国レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラが創設された1982年、そう指示された。ヒズボラとはアラビア語で「神の党」。イスラエルはレバノン内戦(75~90年)中の82年に侵攻。ヒズボラは同じシーア派イランの支援を受け、イスラエルや外国軍の撤退を目指し結成された。 「狂信的な組織で、スパイを作るのは困難だったが、彼らが受け入れそうな(素性の)若者を外から送り込むのに成功した」。バルカイ氏は82年から8年間、スパイを扱う「ハンドラー」としてレバノンに潜伏したという。
米・イラン関係の緊張激化 2017年02月04日 11:53 イランアメリカの外交政策 米国は、昨日お伝えした通り、3日からイランのミサイル及びテロに関係した、個人及び法人25に対して、トランプ政権で初めての制裁を発動したところ、al arabiya net によれば、個人13名のうちレバノン人が2名、法人12のうち4社がレバノンで、いずれもヒズボッラーに関係していると報じています。 他方、al jazeera net は,イラン外務省は、これらの制裁は国際法違反で、安保理決議にも反しているとして、これを強く非難して、イランとしては米国人等で、テロに関係している人物等に対して、同様の措置をとると声明した由。 (確か、イラン人の入国禁止に対しては、米国人に対して一律入国禁止の措置を取り、イランで開かれる国際スポーツ大会に米国選手が出場できなくなったはず)。 また最高指導者の政治顧問は、米国は
ヒズボッラーと米製装甲車APC 2016年12月22日 18:32 レバノンヒズボッラ 確か11月のことだったかと思いますが、ヒズボッラーがシリア内で軍事パレードをしたというニュースを報告したかと思います。 その時は、展示された兵器に,米国製の装甲兵員輸送車APC等が含まれているという話は出ていなかったようですが、イスラエルと米国との間でどうやら米製のM113APCが含まれていたということで、それがどこから出たかについて調査がされていた模様です。 この問題についてy net news とal jazeera net は、イスラエル軍の高官(氏名等は不明)によると、イスラエルは21日米国に対して、これらAPCは米軍がレバノン軍に供与したもので、それがヒズボッラーに流れたものであると通報したと報じています。 これに対して、al qods al arabi net は、米国務省がこれらの装甲車が
[モスクワ/ベイルート/ワシントン 9日 ロイター] - ロシア軍が、内戦の続くシリアでアサド政権軍を支援するため、戦闘に加わったことが分かった。事情に詳しいレバノンの関係筋3人が明らかにした。 【コラム】中東外交の新たな「パラドックス」 ロシア軍のシリア内戦への関与拡大は米国が懸念する事態。ただ、レバノンの関係筋によると、戦闘に参加しているロシア軍兵士は、今のところ少人数だという。 複数の米当局者は、ロシアが最近シリアに戦車揚陸艦2隻や輸送機などを派遣し、少数の海軍歩兵部隊も派遣されたと述べた。ロシア側の意図は不明だという。 しかし、米当局者の1人は、シリアのアサド大統領の拠点である港町ラタキア近郊で航空基地を整備しているのではないかとの見方を示した。この基地が出撃拠点となる可能性があり、米当局者もその可能性を否定しなかった。 一方、ケリー米国務長官は、ロシアのラブロフ外相にロシア
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